この学校で2校目。





お気づきいただけただろうか?

本にカバーがないっ。

扱っているこちらがなんとなく

恥ずかしくなる。

だって、本が裸なんだよ。

例えば布ばりの本。


これは、服着てるイメージ。


これね。


でも、カバーがない本って


やはり裸な気がする。


東京の学校に来て 書架で驚いた。


古い本でカバーがやけてしまい 仕方なくカバーを外した とは明らかに違う。



装丁する際 カバーを外しているのだ。


なぜ? なぜ?  


前の学校では司書の机の下から


真新しい本のカバーだけがごっそり出てきたこともあった。


なぜ?


カバーの上から


ブックコーティングフィルム(ブッカー)をかける


私はそう、教わってきた。


何処でもそうだと思っていたから 愕然。


どっちが魅力的かしらと


考えてみたとき やはりカバーがあって欲しい。



カバーはその本を最大限魅力的にアピールするものだ。


むき出しの裸の本 タイトルと著者 出版社のみ印字された本を

手にとったとして たぶん 私だけじゃないと思う。


この本に何があった?と


思うのは。


これじゃどんな本かわからないなあと

考えるのは。


古い本かなぁ、やめた。と

手放してしまう可能性があると考えるのは。



いま これから


ブッカーをかけようとしている学校司書の皆さん



どうか


本を裸にせず


カバーをかけた上から ブッカーをかけてください。


絵本も、ね。



お願いします。