書架整理という名の

大胆な書架移動を始めて

もうすぐ5ヶ月。

1人でちまちま移動に移動を重ねて

後少しで終わるとこまできた。

しかしだ

なかなか進まないのにはちゃんと理由がある。



分類に難あり。


なんでそうなるのかと

疑問を持って仕事をしていたら

あれ?って

絶対気づくはず。


同じような内容があっちとこっちに分散。

何でもかんでも写真集。

別の学校では何でもかんでも教育だった。


某会社の書誌を

そのまま使っていく それは

基本だと 考えられているが

はたしてそうだろうか。


学校図書館の蔵書数を考えた時

あっちこっちに分散し

「をも見よう」をいれて 利用者に

あんないする?

あんまりメリットがないように思う。


ほんとにその分類であっているの?

これ

大事。


というわけで

書架整理が進まないその訳は

分散しすぎて利用者にわかりにくいのが

整理するほどみえてしまうから。


整理しながら

日本十進分類法を片手に

分類を確認。


「私が見た戦争」が

写真集から出てきた時には愕然とした。

写真集として買ったわけ?

があるか。

この本の主題は 写真集じゃないよ。

戦争 紛争だろう。


各地で起きた

戦争の悲惨さを伝えるためじやあないかい。


写真集に入れて その目的が叶うだろうか。


別の場所にいれてくれよ。



とまあ、こんな感じで

ぶつぶついいながら 0から9類を

クマなく回してきた。


ザル人間なんで 入れるべき場所に

入れるのを忘れたりしている時もある。

するとその分のスペースを確保しながら

また回し直す。


新書と文庫、絵本を一般書架から分離し

それぞれ配架しなおした。


自分には自信がある。


探究学習、調べ学習に特化した図書館に作り直すのが得意である、と。


興味を持つこと。楽しむこと。

私はこの仕事がすきだ。


整理整頓はやや苦手だが。

今はまだ

持論にしかならないのが

なんだか残念。

と意気消沈してる場合ではない。