図書館の本は


日本十進分類法

を元に


書棚に並べる位置を決めてるわけだけど



多くの学校では 




本の背(背表紙)の下から



◯センチあたりに貼ってある

 

3段ラベルのシール 1番上に



3桁表示で分類してるんじゃないかな。



例えば


文学9日本語で書かれてる1小説3→913 という風に



わたしのいる高校では今


ここに、小数点以下1位の数字(正しくは分目)まで表記することを始めた。


いつも前書きが長い(^◇^;)が


分目まで意識していくと


より詳細な主題が揃うわけだ。


昨日整理したのは


9文学1日本1詩歌の.1和歌短歌.3俳諧俳句の書架。


分目を意識する前がこの写真。



色付けして見た。
青が万葉集、
黄色は短歌の作り方
赤は百人一首。
緑は文学者の伝記。
割と煩雑、わたしの頭の中みたいにあっちゃらこっちゃらしてる。

でも、分目(小数点以下1位)を意識して

もっと言うと厘目(小数点以下2位)あたりまで意識してくと
スッキリ揃う。

とりあえず、短歌入門とか理論、取説?まとまる。

万葉集911.12まとまる

歌人伝とその作品も。

小見出しつけてスッキリ揃う。







うちの学校は

ラベル表記を分目までしていくが


意識づけに、

また、分目では整理するのに少し足りない時は


小見出しをつけたらいいよ。


ラベルまで表記し


欄外に 書いとくのさ。


古今和歌集 911.1351 

こんな長いのラベルに収まらないから

ラベル=登録状況も分目まで911.1で

小見出しの欄外に

911.1351


万葉集や勅撰集、八代集、有名どころは

マイナンバー化されてるから

分目以下を意識すると

棚が揃うよね。


類綱目の三次区分までだけであっても

意識していくことで

書架はかなり整理され

主題で集められるようになる。


主題で集めると



見てもわかるように

百人一首の本が少ないとか

古今和歌集が一冊だけだとか

見えてくる。

次に入れる本がわかるようになる。


学校図書館って

限られた予算をうまく使って

授業で使ってもらわないと(^◇^;)意味ない。


シリーズ本で並べると

書架は揃って綺麗だけど

知りたいを広げたいから

主題で揃えてみて。


主題で揃うと楽しい。

まなびがかわるから。


学校図書館での学びが変わる。







わたしはこの仕事が好きだ。