出産レポ、続きです。
痛くて大変だったことばっかり書いているので、気をつけて読んでくださいね
夫はソファで寝ていたものの、私は定期的に訪れる陣痛で寝れず…
LDRのベッドも固くて、横向きでしかいられないため、体重がかかった片側の肩が痛くなりました
8時半すぎに先生の診察があり、子宮口は5〜6センチで、良い感じだから、午前中にも産まれるかもね、と言われ、
あと半日!頑張ろう!!
と思うものの、
破水がいつ始まったかわからないのと、
陣痛が強くならず、このままだと時間だけがどんどん過ぎてしまい私の体力がもたないかもしれない、とのことで、
促進剤を使うことになりました。
促進剤使えば、早く産める!
この陣痛の痛みから解放される!!
と喜んだのも束の間、
点滴で体内に促進剤が入っていくにつれ、
だんだん陣痛が強くなってきました
今まで私が思っていた陣痛は全然陣痛ではなかったというレベル
今までは深呼吸して痛みを逃していたもののそれどころではなくなり声が出始める
声というより叫び声
そのうちそれでも耐えられなくなり、泣き出してしまいました
生理痛もひどいし、自分の中では痛みに強いのだと思っていたけど、おそらく1日以上寝れていなくて体力が失われつつあり、また、これからどうなるのかわからない恐怖でパニックになりかけてたのだと思います
陣痛が来たら、力を抜いて
と言われましたが、そんなの到底無理
叫んで声を出して何とか凌いでいました
声が大きいので病棟に響き渡っていそうだなーと思いつつ、小さくも出来ず、なりふり構わず叫びまくる
あとは、朝ご飯も食べていなかったのですが突然気持ち悪くなり、2、3回吐きました
促進剤でどんどん進むかと思いきや、そんなにすぐには進んでいかず、子宮口は開かず、痛いまま時間が過ぎます
LDRには夫と、心配になってやってきた実母がいましたが、叫びまくる私に実母も若干テンパっていました
(ちなみに実母は子宮口9センチまでLDRにいてくれましたが、産院の方針で立ち会いは夫のみだったので、もうすぐ産まれるだろう、と帰っていきました。産まれるまではそれから2時間ぐらいかかったと思います)
助産師さんはたまに見回りに来る程度で全然おらず(私のお産が進んでいなかったからだと思います)でも、私はこうすると良いとか言って欲しかったなーと思いました
それを冷静に聞いて実行できるか、というと自信ないですが
夫はひたすら、腰をさすって、飲み物を渡してくれ、汗を拭いたりしてサポートしてくれていました
NSTのモニターを見て、陣痛の時間の間隔を把握し、数値が上がって陣痛の波が来ると腰をさすってくれました
子宮口が9センチまで開いたところで、ようやくベッドから分娩台に変わりました
この時点ですでに12時過ぎ
これでようやく産めるのか!
と思ったものの、そこからも痛みはどんどん短くなるのに、まだまだ全開にならず
お尻から何か出そうな感覚がこの頃から強くなり、出る〜と叫んでは、夫にテニスボールでグリグリしてもらってました
でも、どこをグリグリするのかよくわからず効果があったような無いような感じでした
なかなか助産師さんが現れず、
早く来て〜と叫ぶものの、
助産師さんが内診してもまだ全開にならず
どうにかしてほしいのに、どうにもならないこの時間が辛かったです
最後はおまけのような感じで全開になり、
(私が叫び過ぎて全開だって言ったような気がしたんです)
そこからいきむのが始まりました
いきむのは3〜4回というのを見ていたから、そんなものなのだと思っていたのに、いきんでもいきんでも頭は出てきません。
陣痛が来た時にいきむのですが、もういつ陣痛がきているのかもわからずとにかくいきみました
大きくて硬いウンチを出す感覚です
声出さない方がいいと言われましたが、口は閉じたまま叫んでました
我が子の頭は大きめらしく、だから少し大変かもと言われましたが、その頃の私はそんな場合じゃなく、とにかく早く出したいと必死でした
助産師さんがやたらと上手だとほめてくれましたが、上手でも何でもいいから早く産みたい!と陣痛に関わらずいきみまくっていました
そして、会陰切開
なんでも良いから早く!って感じでした
10〜15分ぐらい格闘して、ようやく頭が出てきて終わりかと思いきや、肩などを出すのにも何回かいきみました
そうこうしているうちに、
ようやく出産
産声が聞こえると、
夫が号泣していました
私も泣くかと思ってたけど、
もはや呆然としていて、
やっと痛いのが終わった… としか考えられず
でも、その後、胎盤が全然出てこず、これまたかなりおなかを押され苦しみました
それが痛くて、感動がどんどん遠のいていってしまいました
会陰切開の縫合も痛くて、
出産が痛みの終わりでないことが、よーくわかりました
出血量も多く、点滴もしましたが、幸いなことに貧血にはならずに済みました
陣痛が始まってから39時間と長い長い戦いでしたが、我が子に出会えたことは一生の宝物です
ダラダラと書いてしまいましたが、私の場合の出産はこんな感じでした
これから出産の皆様が安産で無事に出産を終えられることを祈っています
最後に…
次は無痛分娩が良いなと思ったのは、ここだけの話です(笑)