まずはなんちゃって自叙伝から
少し話が戻るが
本社の中でも凄い変化があった。
私を育ててくれた熱血上司が
自分で事業を起こすために辞めると・・・
悲しさと不安でいっぱいだった
だってじゃ~誰が私の上司になるの~?
結果
営業部長がSS部に配属、SS統括部長として私の上司に。
本社で勤務の時は同じフロワーにいたので
面識もあるし、人柄もわかっていたけれど
SS部のことなんてなんにもわからない。
しかも新事業のことなんて全然わからず・・・
そうなると私が教えたり、フォローしていかねばならず
SS部の事務処理も私だし・・・
部長も大変だったと思う。
そんな中さらに大変なことが起きる
私が最初にこの会社に入った時の社長は会長となり
息子が社長として10年位してたかな・・・
ところがその社長が48歳の時に膀胱癌となり
50歳で亡くなってしまったのだ
そうなると次期社長は誰?
社長の息子はまだ中学生。
じゃ~会長がまた社長に?いやもう年齢的に無理でしょう。
結果
社長のお姉さんの旦那さんが社長に。
この方は大手企業の取締をしてたのだが
辞めて私の働いてた会社社長に。
ところがこの人はさらに石油業界とは無縁の仕事だったからね
すべて最初から説明しなければならず・・・
それはまだいいとして
何が問題かって、すべては数字で判断
今までの努力とかそんなのは見ず
いや、経営者としてはそれが大事なのはわかるが
SSとしてやるべきことやってても思うように利益でないこともある。
この当時ガソリン価格89円とかだよ
競合SSが価格下げれば合わせなければ負けちゃう。
そして年配のマネジャー、社員がどんどん肩たたきに・・・
もうね会社の中がギスギス
そして会議では資料は全部パソコンでプリントアウトしろと
今までいた会社はそうであったかもしれないが
今マネージャーたちにそんなことを言っても
正直パソコンとは無縁の子達がほとんど
将来的には出来るようにしておく方がいいが
急に言われてもみんな寝る時間もなくなっちゃう
そうでなくてもみんなめいっぱい仕事してたからね。
とにかく現場の声も、現場の状況も理解してもらえず
ベテランマネージャーたちはいなくなり
また利益が出ないSSは閉店させていった
そんな中私はガソリンスタンドのマネージャー兼
新事業店長としてやってたのだが
父親のこともあるし、もうどうでもいいや
と思いながらやってた
今日はここまで