前回の続き、武蔵御嶽神社参拝での出来事です
参拝を終えて、参道にあるお店で、遅いお昼ご飯をとることにしました
雰囲気のよさそうなお店があったので、行きの時から決めていました
店に入ると、お座敷へ案内されました
座敷と言っても、仕切りも無いので、一目で全体を見渡せる感じでした
それぞれが、うどんを注文しました
それから、20分、30分、40分たっても、誰のものも届きません
さすがに、「どうしたんだろう」
「忘れられてしまったんじゃない」
「見えているんだから、そんなはずはないよ」
とうとう、待ちきれずに、お店の方に、「まだでしょうか」と
聞いてみました
やはり、私たちの注文が、何かの理由で抜け落ちていたようで、
お店の方々も、誰も気づかなかったようでした
結局、1時間近く待って、ようやくお昼ご飯になりました
お店の人も、何度か謝罪に来られ、お菓子の差し入れもいただきました
よくあることと言えばそれまでですが、皆なんだか不思議な気持ちで
店を出ました
そんな出来事がありました
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その日の夕食後、皆でくつろいでいた時、息子が何か思いついた様に、
こんなことを言い始めました
「あの時、お店で長く待たされたのは、神社の神様が僕たちに、もっと
長い時間、ここに留まっているようにとのお気持ちだったんじゃないかと
思う」
そうなんです
あの時私は、空腹のせいで（笑)、すぐには考えが及びませんでしたが、
心のどこかで、そんな気がしていました
参拝の直前には、雨で霧が出ていた天気を、あっという間に青空にして
いただいたりと、ありがたい出来事が起きていました
息子に教えられるなんて、驚きと感謝で胸がいっぱいになりました
結果として、神域の中に長くとどまることになりました
様々な経験をさせていただくことができて、改めて、本当に有難いことだと
強く感じることができました
以上です
今日も見ていただき、ありがとうございました