札幌へ戻り、日常へ戻りました。早速、13年ぶりの再会をお互いに待っていた北の家時代の友人と会う事になり、彼女のオススメのイタリアンでランチをしました。

彼女は下の子の同級生のお母さんで、子供達の小学、中学時代のママ友として結構親しくしていました。高校も大学も違ったので、その期間はあまり会う事もなかったのですが、お互いに犬を飼っていたので散歩途中出会ったり、家も近かった事もあり、細く長く繋がってはいました。


 お互いに子供達も独立した身ですから、もうそんなに苦労もないように思いますが、実は、相続やら介護やら、成年後見人やら、いろいろ次々と悩める事が出てくるものですね。

お金がかかる事ばかりです。一般的な話ですが、そこでもここでも耳にする事ばかり。

財産がある人ほど家族間、親族間の問題が大きくなるようです。仲の良かった兄弟が遺産分割をきっかけに絶縁状態になったとか…何なんでしょうね。

友人の何人かの遺産相続の話を聞いてきましたが、裁判沙汰にならないような解決策を見つけてなんとか落ち着いたケースもあり、出来れば、そうあって欲しいものです。お金はある程度必要だけれど、必要以上に多く持ってそれをまた増やそうとして投資詐欺なんかに遭う人もいる。一億も失くした人もいる。何故にもっと欲しくなるのかさっぱり分かりません。

人として、せめてそんな浅ましさを見せたくない。かっこつけてるって思われても構わない…お金が欲しくないわけではないけれど、お金に対して浅ましくなるのはやはり嫌だなと思います。

彼女もどちらかと言うと、遺産相続に関しては大騒ぎしたくないのだそうですが、兄弟に、相続問題で人が変わったみたいに強欲な面を見てしまって、信用できなくなったそうです。

どうなるのかは分かりませんが、平和的に解決する事を願っています。

 もう思い出になってしまった合掌造りの家屋が点在する村落、あそこには人の浅ましさなど存在しないのだろうな、などと思う夜です。


 明日も良い一日でありますようにキラキラキラキラキラキラ