実は昨日、メディカル・リハビリホーム(有料老人ホーム)という新しく完成した施設を見学してきました。私たちが入居する訳ではありません。

すでに高齢化社会に入っている日本。高齢者が増加すれば認知症の方も増加するし、こんな施設も必要に応じてますます増えていくのは目に見えています。そして、当然、問題点も出てくると思います。

以前からどんなものか見てみたいとは思っていたのですが、機会がなかったのです。

今回は、入居する予定は今のところないが、内覧会に参加しても良いのかと訊いてからの参加だったのですが、丁寧に案内してくれました。



見学の前に脳神経内科(外科とは違う)の先生から認知症とは?というお話があり、その後、出来たばかりの素晴らしいホームの内覧会がありました。

認知症については、少しは知っているほうだと思っていた通り、だいたいは既に知っている事でした。


このホームでは自立から要介護5までの方が利用できます。


本当に素晴らしいホームでした。ホテルのような仕様で、各階のフロアには映画を観られる場所、お酒が並んでいるバーのような場所、知人友人などを招待しておもてなしできる場所、グランドピアノが置いてある場所もありピアノのレッスンも受けられるし、リハビリ室も美容室まであります。

個室も様々なタイプがあり選択肢が多いのにも驚きました。


 勿論、高いです!きっと富裕層の方が入居するのでしょう。24時間介護付き、ナースも常駐していますので本当に全てを任せられるのでしょうね。


 帰宅して思った事…

全てが揃っていて何も考えなくてもお金さえ払えば楽しく余生を過ごせる場所。そして認知症が進めばそんな天国のような場所の素晴らしさも分からなくなってしまう、何も分からなくなってしまった人は何処に住んでいてもその違いが分からないのではないかと考えてしまいました。

自分でお店を探してみる喜びも自分で食べたいモノを作る喜びも、だんだん消えていくのでしょうね。


 大金を払って豪華なホームで過ごす喜び(あるいはもう何も感じていない場合は喜びもない?)と、少しでも自分らしい喜びを見つけて質素に生きるのではどちらが良いのかと思うのです。介護が必要になったとしても最低限のサービスを受けて、なんとか生ききりたいと思う夜です。


 

 明日も良い一日でありますようにキラキラキラキラキラキラ


ウクライナの彼女とともにロシアウクライナ戦争が一日も早く終わる事を心から願っています。