稲刈り真っ最中のこの頃ですね。

どんどん機械化がすすんで、昨日刈り取ったお米は、19日には店頭に並ぶそうです。

今の子どもたちが見たら、何の景色かわからないかも。

稲束を1カ月も天日に干すはさ。

神社建築の原型です。

神社本庁ホームページより

昔の人々の住宅様式がしのばれます。

まんべんなく稲束を乾燥させるために、

となりの杭に稲束をかけなおします。

風で倒れることもあります。

水はけの悪い湿田が多く、稲架掛けを杭で支えます。

脱穀が終わる頃はもう冬です。

雪深い冬、農家の人々は、脱穀を終えた藁で、縄・わらじ・みの・たわらなどの生活用品をつくります。

当時人々が食べていたのは、玄米です。

よくて、7分つき米です。

不十分な精米が、むしろ体に良い栄養豊富なごはんです。

江戸の将軍も、白米でなかったら幕府がもっと長く続いていたかもしれませんね。