明治期より本格的に移入された西洋画。

その素材や技法を日本人のものとする苦闘は長く続きました。

独立美術協会のみならず、梅原龍三郎や椿貞雄らの国画会も独自の活動を展開していました。

来年度展覧会100回目を記念して、上杉文化財団と国画会との共催で記念展が開催されています。地元山形県を中心に、現在活躍中の作家たちの作品展です。

油彩画、彫刻、写真、版画、工芸の5部門がそろいました。

独立美術がフランスの流れをくむのと異なり、梅原龍三郎らは東洋の伝統美に基づく日本油画の創造を目標に、日本人による新しい日本の絵画=国画をめざし、今日日本における美術界をリードしています。

全国各地で記念展が開催中ですが、その中でも最大規模です。

山形と言えばずんだもち。

枝豆がクリームみたいです。