1945年2月に行われた「ヤルタ会談」

ヤルタ会談でのチャーチル、ルーズベルト、スターリン

イギリス、アメリカ、ソ連による日本降伏とその後の取り決めが秘密裏に行われました。

日ソ不可侵条約の破棄と北方領土ソ連支配の容認が決められました。

もちろん、戦争当事者である日本・ドイツは会談の存在すら知りません。

トランプ大統領による、ウクライナ戦争終結へのシナリオが動き出しました。

戦争当事者であるウクライナの同席しない米ロ首脳会談。

人民日報より

欧米では、ヒトラーのズデーデン地方侵攻を容認する、当時のイギリス首相チェンバレンのミュンヘン会談を例にたとえますが、日本的にはヤルタ会談ですね。

往々にして国の歴史は、当事者の知らないところの思惑で翻弄されます。

広島・長崎への原爆投下、戦後の北方領土問題。

前者ではアメリカは正義を楯に、後者では知らぬふりを押し通します。

ブッシュ大統領の始めた湾岸戦争の費用は日本が負担し、その後日本経済の長い低迷期をむかえましたが、ウクライナ戦争後の復興費用の負担が日本にもまわってきます。

ウクライナ支援と叫びながら、いざ多額の税金でウクライナへの復興支援となると、日本国民はどう感じるでしょう。それは、生活の苦しい欧米諸国民の不満と一緒です。

ロシアの勝利。

ここでも、日本の立ち位置の歯がゆさが見え隠れします。

トランプ再登板でがたつくアメリカ合衆国。

アメリカ帝国の崩壊の始まり…

そうほくそ笑むのはトミノナガスネヒコノミコト?

時の権力者大和朝廷の神武天皇との権力争いに敗れて葬られたという。

写真は、富雄丸山古墳から出土した蛇行剣。

深い地中から、歴史の芽が蘇ります。