長年イングランドの植民地として、搾取され虐げられてきたアイルランド。

アメリカ大陸に移民したのちも、この苦難は続きます。

長い時を経て、

ケネディー、レーガン、クリントン、バイデンと大統領も輩出します。

あの、オバマさんもアイルランド系です。

カトリックである彼らは、プロテスタントの多いアメリカでは少数派です。

アジア系、アフリカ系の人々とはまた違った、差別に苦しみます。

自由・平等・民主主義…それらは唱えなければならないほおっておけない逆の社会状況の裏返しです。

人はマトリョーシカのように、尽きることなく差別の中に差別を見出します。

今日のアメリカ社会の分断は、底流にひそむ危うさの表出です。

プーチンに寄り添うトランプさん。

ウクライナに侵攻するロシアをけん制すると思いきや、グリーンランドの領有を表明。

「お前もか」

国防上の理由からといいますが、グリーンランドに埋蔵されるレアメタルも狙ってのことでしょう。

対ロシア、さらに中国への予防線です。

対日批判をするクリーブランド・クリフスの

CEOに限らず、

アメリカ社会にはいうまでもなく反日の人々がいます。

退役軍人がほぼいなくなったとはいえ、彼らの持つ歴史観は私たち日本人とは違います。

日本は悪くアメリカは正しい。

戦後80年間刷り込まれた、

日本人の意識は変えなければいけません。