物流の危機が叫ばれる昨今。

宅配業務を一手に請け負ってきたヤマト運輸はパンク状態です。

一方、郵便局はいつも閑気です。

昔はひっきりなしにお客で賑わっていたのに、売り場も、カウンターも、奥の事務所も人がいません。

郵便業務、預金業務、宅配業務それぞれが分割された旧郵便局。

いっそのこと、再統合してリニューアルしたらどうでしょう?

全国に張り巡らされた店舗網、人員、輸送機器など活用しないのは、もったいないことです。ヤマトに預けた宅配業務を分担すれば、日本の流通に貢献できるでしょう。

流通にかかわる業務の統合で、さらなる効率化が期待でします。

そして、昨今問題になっているのが、JRです。各新幹線の営業区間が複雑で、なおかつそれぞれの新幹線の規格がバラバラ。相互乗り入れができません。

北陸新幹線の米原ルートができないのは、JR西日本と東海とのシェア争いなのだとか。

こんな狭い島国で、実に非効率な経営です。

国鉄分割民営化、郵政民営化はその時代の産物です。

社会状況が変われば、それに合わせて営業形態も柔軟に変える。

それが、本来の経営です。

民営化、分割化にいつまでも縛られていたら、それこそ旧体質そのものです。

今年は例年の豊作が戻ってきました。

記録的な高温続きでしたが、

品種改良、水や肥料の管理など、

農家さんの苦労が伺えます。

気候環境に合わせて栽培技術も変化します。

同じことの繰り返しでは、危機は乗り越えられません。