ニュースで、家の中にシェルターを造るというアイデアが放送されていました。
今年大地震のあった能登半島のある民家です。
一部屋は小さくなるのですが、費用が120万円で済んだとか。
家が崩れても、このシェルター内なら命が護れます。
昔は、地震が来たら屋外なら竹やぶに逃げろ、屋内なら便所に逃げろといわれました。
トイレは柱が多いからです。
地震が来たら机の下に隠れろ、とはよく言われますが、最近は学習机のない家庭も多く、食堂テーブルの置かない家もたくさんあります。
今回の能登半島大地震では旧家も多く、柱や棟が大きなつくりになっています。それが丸ごと落ちてくるのですから、机やテーブルでは持ちません。
家の中の一部屋を鉄筋で造るビルトインシェルター。
地震、洪水、土石流など災害時には家族全員でその部屋に逃げ込む。
普段いるリビング一室そのものをシェルター仕様にする。
小さなものなら押し入れシェルター。
大事なものは常にその中に収納して置く。
戸建て住宅も日本仕様です。
原発だけでなく火力発電所からは川のように温排水が海に流れ込んでいます。
原発だけで世界で500機以上。火力発電所はおびただしい数です。
水田からは実に大量のメタンが発生しています。
家畜の牛のゲップも同様です。
地球保温ガスは実は二酸化炭素だけではありません。
水蒸気など水そのものも保温力を持っています。
地球の水にエネルギーを補給し続けているのが人類です。
降雨、水害、さらに地震と自然が脅威になる時代です。
人々はいつまで、自然は美しい、と感じられるのでしょうか。
山形県大蔵村沼の台の秋