近くの小学校の桜並木は大木です。

50年前、並木の中間に新しく桜の苗木が植えられましたが、思うように育ちません。

古い大木を伐る案もありましたが、反対され、現在は中が空洞で分厚い皮だけで巨木が立ち並んでいます。

公園のユリノキは幹が虫に食われて、ボロボロです。

樹木は更新することで、その生命力を維持します。

ソメイヨシノはすべてクローンなので、どれが枯れてもほかの個体は生きています。

亡びることはありません。

古い木を伐り、新しく植えることで光合成が活発化します。

新しい景観も生まれてきます。

神宮外苑の整備に賛否が渦巻いていますね。

銀杏並木が伐られるわけでもなく、整備後全体の樹木は約100本増えるんだとか。

外苑の樹林も古木が目立ちます。落枝もあり、危険です。

聖徳記念館や競技場周辺の樹林を訪れる人もなく、閑散としています。

もとよりこの公園は私有地です。

明治神宮の公園です。内苑・外苑の維持管理費を賄うために、各施設を運営しています。

各施設の老朽化、公園の整備など、多額の費用が要ります。

が、明治神宮は、都民に無料で開放しているにすぎません。

美しい景観を維持するには、整備が必要です。

今回の都知事選で、蓮舫氏が整備を住民投票にかけるとか。

そもそも都有地ではありません。

正確な見識が問われます。

落選見込みの蓮舫氏。

もっとも間もなく衆院選があるので、それを見据えての立候補なのかな?