3日のTVタックルは、『能登半島地震から2カ月…南海トラフ・首都直下
地震大国ニッポンが抱える問題を徹底討論SP』という内容でした。

小沢慧一氏(東京新聞 社会部記者)が、『南海トラフ地震の発生確率に疑問…その算出法は信用できるのか?』について、結論から言えば、南海トラフ地震の発生率は20%なんだとか。それなのに根拠をいじくって80%にして報道していると明かしました。
地震に対する備えを植え付け、国土強靭化計画で予算を獲得する狙いだったとか。
そういえば、老後資金が2000万円の貯蓄が必要だという報道がありますが、よくよく中身を見ると、現役世代と同様の暮らしをするには…という仮定の下での計算だそうですね。
そもそも、退職後老齢とともに支出は減ります。子供も自立、自前の家持ち、特に厄介な持病がなければ、厚生年金・国民年金で十分生活できます。日本は国民皆保険で医療費も現役世代でがっぽり徴収されてきました。
2000万円問題も『貯蓄から投資へ』という政策の本音が見えてきます。テレビでNISA、新NISAの解説が出ますが、アナウンサーが『〇〇さんもやられていますか?』の問いに『私はやりませんが云々』という場面が何度かありました。儲け損失の変動で、10年20年の投資で儲かる可能性がある程度の代物で、特に銀行預金利率が高かった世代にはうさん臭く思えます。『利息で晩酌』『半年複利・10年で倍』が郵便貯金の宣伝文句でした。
最近の株価4万円超えも、外国人の投機熱からで、日本の国民は冷めています。
老後は希少な年金でつつましく暮らせるように、日本国株式会社に投資するのが無難です。そのためにも、国民のチェックは欠かせません。
国民年金納付率が77%だそうですが、現役世代のみなさん、年金は忘れず納めましょうね。