うれしい冬の晴れ間。

この時期に必要なのが剪定です。

冬季間は樹木の休眠期です。

枝を伐っても樹液が噴出しません。

枝ぼうぼうでは、木の根が枝葉を養いきれません。

枝葉が込み合うと、日陰になり、湿度も上がり、害虫やウイルスの温床になります。

薬剤散布しても、薬がかからない陰ができてしまいます。

この木は昨年、60個実がつきましたが、柿は健康にいい反面、食べすぎは柿胆石のもとです。

今年は30個でいいかな、と枝を落としました。

つきすぎたら、花芽を間引きます。

桜も剪定です。

『桜伐るばか』ですが、桜はウイルスに弱く、切り口が腐敗するという理由からで、

桜にも剪定は必要です。

枯れ枝や幹を放置しておくと、若い枝が育たず、結局木全体が朽ちます。

切り口に薬を塗ります。

冬枯れた時期のこの作業で、木々の成長が決まります。

冬は夏を左右します。