いつのまにか、『派閥』が大っぴらに語られる昨今。
少し年配の人には違和感が漂います。
「派閥は解消されていたんじゃ…。」
派閥解散を宣言したのは、三木武夫総理。
ウィキペディアより
その後、『派閥』とは言わずに『政策集団』
『派閥』は公言されることなく『~派』は脈々と受け継がれてきました。
1974年、総理就任時の三木氏のコメント。
「傍系のわしが…」
椎名裁定で降ってわいた『総理大臣』の椅子に困惑したのは、三木氏自身でした。
しかし、所詮は傍系。
クリーンな持論ばかりで指導力もなく、
田中と同郷の稲葉を法務大臣に据え、田中角栄逮捕後、闇将軍からの追撃にあい、
党内抗争の末に2年で退陣します。
政治は蒸留水ではありません。
『派閥』という呼び名が隠されて『政策集団』もしくは『研究会』名目で存続するのでしょうね。
日本語は便利です。
天からの蒸留水は、再び下界に降りて積もります。
雪雲が去り、つかのまの晴れ間。
雪えくぼが光ります。
苦笑い?
自然は同じことを繰り返します。