自民党森内閣打倒を企てた、
2000年11月の「加藤の乱」
失敗に終わった後、加藤氏はメールで多数の応援・賛同が後押しとなったと、語った。
2000年~
携帯電話、メール、インターネット…
情報化の新しい時代の黎明期だった。
2チャンネルの愛好家であった加藤氏。
彼は
鳩山氏・菅直人氏らとも懇親だった。
背後に小沢一郎氏。
自民党分断は失敗に終わり、その後加藤氏は凋落する。
話しは変わって、私の友人はフェイスブックの愛好家だ。
その友人は公募展に出品して落選した。
「なんで出す?」との問いに、
「作品をアップしたら『いいね』をいっぱいもらったから。」
私は、他者からの承認は励みになることをふまえつつも、
「『いいね』なんて『みましたよ』くらいの意味なんだから、
自分の審美眼を取り戻したらほうがいいよ。」
と言った。
気遣いのできる人ほど、マイナス発言はしないし、
その結果、思いやりの『いいね』になる。
便利なネット環境。
ともすると、自分の都合のいい世界観に浸りがちなバーチャル世界。
昨今の政治家も、世界観がずれていないだろうかとふと思う。
あのトランプさんだけでなく、
プーチンさん、習近平さん。
アナログな
五感が伴わなければ、生きた心地がしない。