「日本国憲法」の矛盾が噴出する昨今。
同性婚問題が報道されます。
「婚姻は両性の合意」さえ憲法違反と裁判所の判定。
国連常任理事国をめざす日本ですが、
日本が国際社会で充分な役割が果たせない理由は、「日本国憲法」にあります。
国際紛争で犠牲を払う他国をよそに「平和憲法の制約」を理由に責任を果たせない日本。
かといって、
平和憲法といいながら平和外交を行う政治家は皆無です。
日本国民にもその意識はありません。
違憲と言われる自衛隊強化はもとより、国防へのかじ取りは待ったなしです。
集団的自衛権をNATOに拡大させようとする日本にくぎを刺すマクロン大統領。
国際社会は「日本国憲法」をよそに、複雑に絡み合い、うごめき合い、世界大戦後の理念と大きくかけ離れていきます。
自ら侵略国家にならないと誓った「日本国憲法」は、
もはや今日、平和主義の日本の姿ではありません。
まして、「平和を愛する諸国民の公正と信義を信頼し」うべくもない国際環境です。
国の方向性を変えるのなら、憲法自体も変える必要があります。
法治国家なら憲法もそれに合わせるべきです。
憲法は護符ではありません。
明治期、欽定憲法といわれた呪縛に、
いまだ縛られ続ける日本国民は、
憲法を活かしきれません。
ほんとうの立憲国家とは程遠い姿です。
中学校公民教科書より