異次元の金融緩和。

デフレからの脱却と、株価の上昇。

黒田さんは成果を強調しますが、私たちにはピンときません。

何かよくなったのか?

結局は、国民の購買力の底上げが答えだった、というオチ。

岸田さんの『賃上げ』お願い。

 

国際貿易のなかで、日本がモノを買える力が、円の価値。

1500兆円ものお金を流通させたと言っても、

お札を放出して、国債で日銀が買い戻す。

お札の流通量を増やすといっても、企業が設備投資するときに銀行が低利で融資するという縛り。

その当時日本企業の7割は法人税を払っていません。

設備投資も海外でのことで、日本国内には回りません。

株価上昇しても50%は海外投資家です。

日本人に株は浸透していません。

 

国民が本当に豊かさを実感できる仕組み。

松下幸之助の水道哲学には時代錯誤もありますが、

「モノを買える賃金」

難しい経済理論やお役人の屁理屈よりも、

小学校出の幸之助さんの方が的を得ています。

企業と労働者。

『富の分配』があらためて問われます。