銀行が要らなくなる、と言われて久しいのですが、

それが現実味を帯びてきました。

お金は数字です。

それらは、記号として処理されます。

IT化により、記号は極めて簡便に処理可能となりました。

金融機関はなくなりません。

今までのような現金を扱う店舗型の銀行は淘汰されます。

もはや、通帳なし、手数料なし、スマホ・パソコン決算はごく当たり前です。

銀行は、利息はなく手数料ばかり高く、昼は6時間しか営業せず、時間外は割高。土日は休業。

時差のある海外とのやり取りにも不便です。

かつての郵便局同様、銀行は厄介です。

同様に保険、証券、為替もデジタル化します。

ユーロを引き合いに出さずとも、世界共通の『通貨システム』がうまれます。

経済は生き物

アダムスミスのいう『見えざる手』は私たちの想像を超えて世界を包み込みます。

ポイント、地域通貨、商品券、デジタル通貨、暗号資産…

政府の管理が及ばない数多くの「貨幣モドキ」

そして膨大な量の「国債」

日銀を介した政府の金融政策はコントロール不能です。

黒田さんも異次元に苦悩します。

中学校公民教科書より