東北学院に通いつつ絵画教室で絵を習っていました。

仙台のケヤキ並木の美しい定禅寺通りが

広瀬川に面した西公園に突き当るところに教室がありました。

今でこそ年末に行われる『光のペイジェント』は全国的に有名ですが、

初めはこの突き当りの5・6本で始められました。

アート教室の先生と商工会議所の青年部が何か面白いことを、というきっかけでした。

その頃は発光ダイオードなどなく、豆電球です。

電気代もかかります。

500万円の赤字で一回限りだと先生は言いますが、

思いのほか評判で、

ついに定禅寺通りすべてがイルミネーションでおおわれました。

お酒好きの先生と若者たちのノリがきっかけでした。

まさかこんなにも大規模になるとは

当時誰も想像していませんでした。

現在の定禅寺通り。

12月の夜には幻想的な光のトンネルに変わります。