生物学の先生は北海道の生まれです。

時々変わった視点で話をします。

心理学で「エリクソンを学ぶといいよ。」

と、『青年期』というのは人生でも特有な時期だと言います。

またある時は、

「種はすっとぼけたのがいるから種は保たれるんだ。」

と言います。

春になってみんなでさぁ一斉に芽を出すのがいて、

中には季節外れの種も、

何年も後になって芽を出すのがいて、

天変地異や気候変動の時期を外すのがいる。

すると種が滅びない。と。

私の顔を見て話すのが気になりました。

6・3・3制は今の日本の学校制度です。

6・3・3制でほとんどの人は何の疑いもなく成長し、

その制度のレールに従って育ちます。

しかし、厳密にいうと、

6・3・3制で育たない人もいるのでは?と思います。

『直線型』の進学体系から『梯子式』に変わった今日。

さらに、社会の変化で、

出直して学校で学ぶ人もいるでしょう。

退職後に学びなおす人もいるでしょう。

江戸時代はさっさと隠居して、

後は学問・文芸にいそしむのが裕福な武士・町人のたしなみでした。

人には、

それぞれの適齢期があります。