以前、時実利彦さんや田多井吉之助さんの本を読んでいました。

時実さんは脳の研究者です。

脳のしくみや働きなどが分かりやすく書いてあります。

田多井さんは当時ストレスという言葉を日本に定着させた方です。

カナダの生理学者のハンス・セリエさんの研究がストレスです。

それを日本にも紹介し、公害・健康被害・過重労働・人間関係など高まる『ストレス』社会の中、受け入れられていきました。

セリエ博士は防音耳栓でも知られており、

薬局でも売られていました。

簡潔に言うと人間の脳はあらゆるものを記憶している。

それを引き出す手立てがいる、ということです。

私の勉強方法は読んで繰り返す、でした。

漢字や英単語、数学なども書いて覚えていましたが、

『覚えたことを使う』場面が極端に不足していました。

定期試験は範囲が短く、記憶保持も短期間です。

使われない記憶はしまい込まれます。

理解された知識は活用されることでさらに定着し、記憶されます。

学ぶ量が増えても、応用問題では、基礎知識が解決するなかで活用されています。つまり、わかっていることはあえて復習する必要がない、ということです。

記憶を確実にする手立てが『問題を解く』でした。

高校生活3年間はあっという間に過ぎていきます。

毎日が真剣勝負です。

その頃の女子は長いスカート丈でした。

あだち充の作品そのままです。