東京に住んでいた叔父さんが、
松下政経塾の募集要項を取り寄せてくれました。
「東大に行くより難しいよ。」
一言添えられていました。
私は受けるべきでないと悟りました。
『身の程を知る』
当時はできたばかりの私塾で、どんな人が応募するのか、
修了生がいないので、どんな活躍をしているのかも不明です。
もし行っていたら、野田元総理や高市早苗さんらと顔なじみでしたね。
『松下政経塾政権』といわれた民主党内閣は最低でしたが、
高市さんには期待したいです。
担任の先生は数学で自身の出身校である東京理科大に行けと言います。
しかし、所在地は東京の大都会です。
美しい景色は見えません。
新庄には蚕糸試験場があります。
明治を思わせるたたずまいが魅力的でした。
私は生物も得意です。
一人黙々と研究する生活もいいなぁと思います。
人生の課題は、尽きることなく現れます。
あたりは新緑でも、鳥海山は鯉のぼりが過ぎても真っ白です。
蚕糸試験場。
広い敷地に研究棟が立ち並びます。
試験場内はタイムスリップした錯覚に襲われます。