国は国債を発行しています。

マイナス金利と言われる現在それでも有利な貯蓄です。

国債は『国の借金』といわれます。

しかし、そうでしょうか。

国にとっては借金ですが、国民にとっては『資産』です。

外貨立でもなく、むしろ日本はドルなど多額の外国国債を買い支えています。

国は膨大な純資産も保有しています。

現在は定額貯金はありません。

金融改革後、姿を消しました。

『定額貯金』はかつての『国債』でした。

郵便局が集めた莫大な資金は大蔵省資金運用部資金として公共投資に使われました。

日本の戦後復興、高度経済成長の助けになりました。

かつて日本には『経済企画庁』がありました。

旧ソ連以上の計画経済としてアメリカから批判されました。

その頃は超円安です。

日本は一時期アメリカを抜く経済大国になりました。

その当時財界にはあるキーワードがささやかれました。

「日本はアメリカに勝った。」

アメリカは即「真珠湾攻撃」に例えました。

アメリカの反撃は『プラザ合意』です。

日本は円高にさせられました。

2001年経済企画庁は解体されました。

バブル後日本は金融緩和が加速しました。

最上川はいつもゆったり流れていましたが、時代は大きく変わっていきました。