思い出すと、まだ涙が出てきそうになる程。
その頃の生活は、今思うときつい。
救命に入院する家族のお見舞いに行ってから
もうひとつの病院に行く事。
意識不明の家族に声掛けしている最中に、
もう一人に脳血栓の疑いが
と言われた時は、あまりに辛くて一人で手術室の前で泣いた。
二人一緒に起こしたICUにいると起きる幻覚やら幻聴やら。
私の家族は、ご縁があり、高度医療、治療を受ける事が出来たけれど…
そうでない方も沢山いる。
一人の家族の意識が戻る前に、
救命の先生に言われた
意識が戻る事を回復と言うならば、その回復はあるかわからない。
という言葉が忘れられない。
私がいつも一人で救命に通っている事に
意味があるかわからない。
と弱音を看護師さんに言ったら
聴覚は働いているから声を掛けて下さい。
ほら、今、入室した時に
手が動いたでしょう?
ご家族は、わかりますから。
と言われた事も。
科学を越える愛の力もこの世にあると信じたい。
いつも、冷たいと言われがちな私でもね
そんな事を考えるんです…
