トラバサミにかかった子猫 | ひとつ屋根の下

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我が家のキャパは、犬1頭、猫2匹、保護子猫数匹

先の日曜日、センターにトラバサミに後ろ足を挟まれ怪我をして収容された子猫がいるけど、保護できますか?

という依頼がありました。




足は見えません・・・
痛みのせいか、かなりの威嚇があるとのこと、そりゃーそうだよね。
凄く痛いに決まってるえーん
人間にニコニコゴロゴロなんてしてる場合じゃあないムキー



運良く翌月曜日にぷーちゃんがトライアル開始で、我が家の保護スペースが空くので、「受け入れ可能」とお返事することができました。


そして月曜日にセンターにお迎えに行くと、威嚇がひどくてキャリーに移せないからと、軽い鎮静をかけられ、すでにキャリーに入った状態での引き渡しとなりました。



キャリーに入れられない ガーン
連れ帰って、さてどうする?

横にした段ボール箱に毛布を敷いてそこに猫がいる状態のままキャリーに入っていたので、その段ボール箱ごとケージに移せました。
心底ホッ・・・OK



そしてケージの中では、驚いたことに威嚇なし。

「え、そんははずは・・・びっくり

たぶん、沈静が効いていたのですね、翌朝はお決まりの

「シャーーーー!!!

翌日、再び箱ごとキャリーに入れて通院。


センターで撮ったレントゲンでは骨折はなかったので、もしかしたら温存できるかもと淡い希望をもって診察室には入りましたが・・・


患部を初めて見て、
「これは・・・😰😱」







(ぼかしてありますが、白く見えるのは足の指の骨です。)



先生も「断脚だね・・・💧」



おそらく、人でいうところのかかとの辺りを罠で噛まれて、先が壊死。挟まれてすぐに壊死することはないので、外してもらえたのは挟まれてすぐではないだろう、との見解でした。

不幸中の幸いだったのは、壊死した付近に化膿がなかったこと。

それでも気が変になるくらいの痛みと恐怖だったのではと想像できます。考えただけで胸かつぶれる思いです。

すぐに手術していただけて、痛みからは解放されましたが、3日後の退院の時は、もう威嚇の嵐🌀🌀🌀





術後の傷も足の様子も全くわかりませんが、ご飯はちゃんと食べてくれていますし、トイレもできていますOK



心を開いてくれるまで、しばらく
いや当分かな、かかりそうです ショボーン

片足に慣れるのとどっちが先かな。
 



仮名は  そよ風 🍃



足がないのなんてね、ちっとも気にしなくて大丈夫だよ。
怖かったことや痛かったことはぜーんぶ忘れちゃおう!!


ゆっくりでいいからね、
      幸せになろうキラキラ





 
トラバサミは違法です注意

ゴムの衝撃防止が付いたトラバサミは、販売・購入に規制はありませんが、無許可で購入したトラバサミを使用した場合は、鳥獣保護法違反となります。
そして、誰かの飼い犬や飼い猫・ノネコがかかってしまった場合は、鳥獣保護法違反、動物虐待罪、器物損壊罪、動物愛護管理法違反となります。

許可も必要なくトラバサミを仕掛けることが可能なケース→農家などの事業者が、自分の事業のために「ネズミ」・「モグラ」を捕獲するために農地、自宅の庭に仕掛ける場合   もありますが、あくまでもネズミやモグラが捕獲の対象です。猫がかかってしまうようなサイズのトラバサミは違法になるケースが多いですし、
そもそも、ネコを捕獲対象にトラバサミを設置することは出来ません。


今回は、警察に通報して罠を外してもらったとのことなので、キチンと対処していただけたと思いますが、いつまでたってもなくならないトラバサミの被害には怒り心頭のおもいです。