この間の試験の結果、見事に落ちました笑


なんかみたことないような理論問題が多くて、無知で負けた。


落ちたことに対してはそこまで落ち込んでなくて、ただやっぱ私ダメなんじゃん?と悩んだとはいえ、結果はすっと受け入れた!


後日、かなり正確な模試でずっと合格安全帯にいた、私の師匠である友達と話すと、その子すらボーダー点数ちょうどだったらしい。


終わったあとに、周りは就活を始め自分はこのまま勉強をするのか、はたまた切り替えて就活をするのか、人生の岐路に悩んだ。

悩んでる悩んで悩みまくった。



試験が終わった瞬間は謎の虚無感でいっぱいだったし、そこで改めて本当にこの2年間だけでなくそれ以前に得た大切なものも人間関係も捨ててこれに病むほど費やしたなと感じた。そして何も得なかったなって。ダサすぎる。


予備校の先生はできる子好きで、担当の先生は他の子には返信するのに、私にはこないしで相談できず、本当に悩んだ。


これ以上は延長になるため追加料金も発生するため母とも話した。でも結局悩んでいるはずなのに自分の口から出る言葉は頑張る前提だった。


そして、予備校のせいにするのってとってもダサいし、しないって決めてたわけだけど、今回の敗因は結構予備校かも?と思っていた。
今この試験において全国で高い合格率を出している予備校は、範囲を広めにテキストに載せ、できる人は深く細かくやっていく、そうじゃない人は頻出論点をとらえて絞って勉強させるスタイル。ただ面倒はみてくれず、全て自主性。

私の行っているところのスタイルは、そもそもテキストには絞った論点しか載せず、そこを完璧にやらせるし、中高一貫校のように一人一人に担当講師がついて導くスタイル。

ただ今回はその絞られた論点から外れたとこが多かった。おかげで私の知る限り、同じ予備校に通った子はほぼ全落ちした。


だから私は心機一転予備校を変えて頑張ろうと決めたけれど、今までずっと教えてくれてた子には言いづらかった。その子の返事は予想もしなかった言葉で、
「それが正解だよ。ここじゃ努力しても受からない。だって俺らは知らないじゃん、出題された論点すら。正直ここで努力して全部覚えていったって、でないんだから無駄だし、可能性が低いこんなとこいないで、そっち行った方がいいよ。なんなら移った先での教材見せてよ!」だった。


それを聞いて自分の努力不足ではなかったのかもしれないと少しだけ救われた。


予備校を疑って、そのせいにして終わるのもいやだし、それを確かめるためにも移ることにした。



こんなに苦してくて辛くて、全てを捨てて何もなくなってしまったのに、アホだよね私笑笑


でもなんだかまだ少しの可能性を信じてみたくて、決めた。


今日はそれをお世話になった先生に報告がてら挨拶に行った。


私の担当講師は上記のような人で、私には合わず、だからずっと個人的にアポとって相談しにいっていた先生。
この人には、メールで終わらせないできちんと最後挨拶がしたいと思い、お忙しい中時間をとっていただいた。


一人ですごく悩んで、泣きまくって、だからもう泣かないって、最後くらいきちんとすると決めて行ったのに、いざ「実はすごく悩んで...」と経緯を話していると涙が止まらなくてボロボロ泣きながら話した。最低。
相手はなんも悪くないし、どうしたらいいかわからんはずなのにさ。


予備校どうしのあーだこーだはわからないけれど、私は移った子に対して予備校の先生がどんな態度になるか知っている。
これは一部かもしれないけれど、挨拶どころか顔もそらすようになる。

それも知っていてでも仕方ない、こちらが裏切ってるからと思いながら話した。

その先生が言った言葉は、また受かったりしたら連絡して!と頑張れ!だった。
なんなら私がこれから通う場所の近くにの校舎に行くこともあるから会うかもよ!まで言ってくださった。


報告しに行ってよかったと思った。




なんどかここに書いたきがするけれど
高校の時の友達が全力でテスト勉強しているのをみて、「なんでそんなに全力になれるの?それでダメだった時、傷つくの怖くない?」と私は聞いた。
彼は「そんなの俺いつものこと笑」と言った。
それを聞いてかっこいいと素直に思った。


それは今でも私の心にあって、勉強を2年間やってきて一つ得たものがあるとするなら、自分は少しそれに近づけた気がする。


誰が私の受験の終わりを待ってくれているわけでもないし、誰が見て認めてくれたわけでもないけれど、自分の中で一つ成長できたのかもしれないというかすかな期待に対する喜び。