他の人より何かで優れていたいという思いは優越感と言うが、

必ず優越感の裏側には劣等感、不足の気持ちが張り付いている。

 

もし負けているとしてもどこかで言い訳をして自分を納得させて、

どこかであの人より自分の方が優れている部分の見つけ優越感に戻る。

 

他人との比較の中で、自分を肯定?承認するしかなく、

本当は自分を全然認めていないんだと思うんだよね。

 

あいつはベンツに乗っている。自分だって帰るんだけど買ってない。

見栄ばっかりで生きたくない。

ベンツに反応している時点でもうすでにベンツに乗っていない

自分に劣等感を感じているんじゃないのか。

それでなんとか言い訳をして買えないんじゃない、買わないんだと言い聞かせている。

本当はそこにポイントがあるわけではない。

 

自分で自分を認めていれば、比較なんていらないんじゃないかな。

自己承認は、自己否定がなくなれば自然発生する。

結局自分はダメだって思っているんだよね。

ダメだって思っているから少しでも劣っている部分を見つけるとすごく反応するんだよね。

 

精神世界でいえば、完全な自我の特徴。自己否定。

思考の産物。

 

何か起こった時、

「この経験は自分に何を教えてくれているのだろう?」

と思い、

あいつは間違ってるとか、思わない。