映画「52 ヘルツのクジラたち」
↓昨日あげたブログです。
書き忘れていたことがあり、更に盛大なネタバレなので別ブログにしました。
これから観る予定の方、配信やレンタルで観るつもりの方はここでページを変えて下さい(「ページ」って、紙媒体派やねえ)
🐳🐳🐳
ただ、このネタバレは、映画を見たらわりかし早い段階でわかります。
安吾くん(志尊淳くん)はトランスジェンダーで、女性として生まれました。
「杏(あん)」が本名です。
安吾(アン)はキコ(杉咲花ちゃん)(安吾は「きなこ」と呼んでいる)が好きで、キコも安吾が好きでした。キコの告白を安吾は受け止めることができませんでした。
映画終盤で、キコはそれでもアンさん(安吾)が好きだと独白しています(記憶ではたぶん)
これさ、早い段階で安吾のことが女性だとキコが知ったらどうだったのな?
出会った時の安吾が男性だから、それを塗り替えるのは難しいかな。
そもそも、安吾(アン)の闇は深くて、好きな人(キコ)にカミングアウトなんてとてもできなかったんだろうけど。
それでも、安吾に救われるまでのキコの地獄の様な暮らしが辛くてしんどくて、このふたりなら、他の誰にも聞こえない52ヘルツが届いたのではないかと思うのです。
たられば言っても仕方ないのだけれど。
それができないから孤独なクジラなんだろうけれど。
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更に余談ですが、わしのここんとこイチオシBL「ブルースカイコンプレックス」
(何度もブログに貼っています)
片方はゲイの子なんですが、メガネのほうの子は特に意識無し。女性経験もあり。
男でも好きになったとか、ゲイになったとかではないんです。
「ただ、お前だったから」
もちろん、はじめから互いがオトコだとわかっているので、全然話は違うんですけどね。
めちゃくちゃ良い作品なので、そこの興味をもたれたあなたはぜし!今からでも読んでくださあい。
くっついてからもイロイロありまして、とても良いです。
安吾とキコに「ブルースカイコンプレックス」の事を思い出したわしでした。
おしまい。