映画「怪物だーれだ」(ネタバレ)3部-① | のんびりいきたいです

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ネタバレあり。

鬼のように長くてごめんなさい。

 

 

↓こちらの続きです。

 

 

3部 世界は生まれ変われるか

 

視点は主に麦野湊になる。

 

星川依里と湊は5年生で初めて同じクラスになった。

依里は小柄で大人しいが、人懐こくて突然話掛けたりしてくるタイプだ。

ヤンチャグループが依里をイジメの標的にしようとしていたため、湊は依里と距離を取ろうとしていた。

依里と話をしているだけでひどくからかわれたからだ。

彼らは依里に対しての行為に「ドッキリだよ!うけろよ!」と言った表現を使い、言葉をごまかしていじめを執拗に行っていた。

湊と依里は同じ音楽係だったため、話をする機会があった。音楽室でこっそり湊にお菓子をくれる依里。

依里は「僕の脳は豚の脳なんだ。病気なんだ」という。

二人は友達になったが、湊は「みんなの前では話しかけないで」と言ってしまった。依里に ひどく悲しそうな顔をして「いいよ」と言われ湊はとても後悔した。言いようのない感情に襲われ、湊は自宅の脱衣所で髪をはさみで切る。依里に音楽室で触られた髪だった。

 

教室ではいつもグループが依里の机を汚していた。

彼らは湊にもやれとしつこく言う。依里がその場にいなかったので、湊はしかたなく・おそるおそる、ほんの少しだけ加担した。そこを依里に見られて固まる湊。彼らはいじめられている依里が泣きも怒りもしないのが気に入らず、執拗に依里に絡む。湊は突然キレ、教室のものを投げ暴れまくる。

そこに担任の保利が来る。湊を止めたとき保利の手に湊の鼻が当たり鼻血が出た(これが最初の怪我)

「話しかけない」と約束をしたので口はきかなかったが、依里は湊がなぜ暴れたのかわかってくれているようだった。

その日の帰り、湊は依里と一緒になった。依里は靴下で歩いている。靴を隠されたのだろうが、全く気にしていない。

湊は「今日はごめん」と謝り自分の靴を片方依里に渡す。二人は楽しく話ながら、時々はケンケンをして帰った(湊の靴の片方が依里の家の玄関にあった訳)

 

 

 

 

↓映画予告。自然の中で、花の名前を言う依里の声が響く。

湊「お母さんが男の子は花の名前を知らない方がモテるって」

依里「花の名前を知っている男は気持ち悪いって?」

湊「気持ち悪いとか言わないよ、親だし」

依里「…そうだよね」

(ここだけでも相当核心をつく会話なのだ)

 

 

依里は、山奥の廃線となった線路跡地に湊を案内する。

そこは捨てられた電車の車両が一台だけ置かれていた。

 

依里「言う?」

湊「誰にも言わないよ。言ったらもったいないじゃん」

 

二人だけの秘密基地になった。

依里はよく自分が鳴らしている「うなり笛」の作り方も教えてくれた。

深く 鉱夫 妥協 ナウシカ 虫 笛 - takeestate.jp

(ナウシカが使う「蟲笛みたいなやつ)

 

 

 

依里は学校裏の側溝で死んでいる猫を見つけ、湊に教える。

「このままだと生まれ変われないかも」という依里の言葉は湊に響く。

母は「お父さん、生まれ変わったかなあ?」と言っていた。「生まれ変わる」そんなことができるのか…?

 

依里は線路跡地に猫の死骸を運び、穴を掘って埋め、その上に大量の枯れ葉を積んでライターで火をつけた。火はかなり燃え上がった。怖くなった湊は慌てて水路の水を水筒にいれて運び火を消した(湊の水筒に泥水が入っていた理由)

湊は依里からライターを取り上げた。「星川くん(依里)がガールズバーを燃やしたの?ガールズバーにお父さんがいたから?」

依里は笑わず「お酒を飲むのは健康に良くないんだよ」とだけ言った(湊がライターを持っていた理由)

 

 

学校で、依里がトイレに閉じ込められた。保利は居合わせた湊の仕業だと思い込んだ。保利に助けてもらった依里は、誰がやったのか言わない(トイレ閉じ込めいじめ)

湊は「保利先生に相談してみたら?」と言ったが、依里は「男らしくないって言われるだけだ」「豚の脳だからね」という。

父親に言われている言葉だ。

「男らしくないのは豚の脳が入っているからだって」

湊「星川くんのお父さん間違っているよ」

依里「パパ、優しいよ。絶対、病気を治してやるって。治ったらお母さんが帰ってくるって」

納得しない湊だが、お互い親には気遣っていることや、自分の父親が母ではない女性と温泉に行って事故死したことをはじめて話す。その女性がダサイニットを着ているという母情報まで話すと、依里は笑った。

 

 

 

 

 

 

 

豚台風豚台風豚

 

 

 

すみません、続きます(次回最後ですm(__)m)