蓋開ける案山子絵柄の夕弁当
秋耕や髭の伸びたる老いの影
錦秋や湖水に走る二三葉
金秋や詠わんとす郷愁歌
悪びれる事無く名句や秋灯下
老婆にも笑顔の返る秋話題
何処より聞こえし秋のわらべ唄
よみがえる湖水の景や紅葉道
錦秋の道を辿りて続くバス
曇天や俄かに秋風陽を運ぶ
秋詠むや名運掛けたる句会席
朝刊の合間に選ぶ秋句かな
団体客歓声揚がる京の秋
秋を詠み笑いを誘う句会かな
錦秋や裂けるが如し滝の音