金刀比羅宮や富岡八幡宮につづき・・・

これ以前にもあったことですが、今月神奈川県の鶴岡八幡宮が神社本庁からの離脱しました。

鶴岡八幡宮といえば、日本三大八幡宮としても有名で、鎌倉幕府初代将軍源頼朝ゆかりの神社として有名なところ。

鎌倉観光では一度は訪れた方も多いのではないでしょうか。

今月20日に行われた記者会見では、「内部から本庁の正常化を目指すことを断念せざるを得ない」などとし、本庁執行部に対する不満が理由のようです。

以前に本庁を離脱した神社にはそれぞれ理由があるようですが、おそらく本庁執行部とうまくいっていなかったことが想像できます。

そもそも神社本庁ってなんだ?って話になるのですが、ウェブサイトのトップページに「神社本庁は伊勢の神宮を本宗と仰ぎ、全国8万社の神社を包括する組織として昭和21年に設立されました。」ということです。

ページには神社でのお参りの仕方や、おみくじや御朱印のこと。家庭でのおまつりや祭礼行事などなど、神社に出かける前など見ておいて損はない内容です。

ですが、日本における神社の歴史からみると、昭和21年に設立されたということで、長い歴史から見たらずいぶん最近できた組織だなということが分かります。

本庁自体が宗教法人でつまり宗教団体ということですね。

当たり前のことですが、宗教団体というとなんだか一気に胡散臭い感じがしてしまうのは私だけでしょうか?

ですが、別に神社本庁のことを悪く言ったり、とやかく言うつもりは全くありません。

要するに一般の人が神社へ参拝する、とくに今回のように神社本庁を離脱したした神社を参拝するのに今までと何も変わらなければ、それは特定の神社と本庁の揉め事ですからね。

そもそも、八百万の神様が出雲大社に集まって、神社本庁を設立しようと話し合ったわけではなく、人間が決めたとこですから、神様をお参りするのには神社本庁も何も関係ないわけです。

宗教団体のトップということを考えると、私たちが神社を参拝した際のお賽銭やお守りなんかを授与した場合のお金の一部はこの本庁に収められてるのかな?とは思いますが。(そのあたりのシステムはしれませんので、想像するにそうかなといった感想です)

この神社本庁ですが、全国各地の神社の宮司の任命権のようなものも持っているようです。(違ったらごめんなさい)

それこそ一般人には関係ないような話ですが、私が知っている神社でも神社本庁から来た人が宮司になっている神社があります。あくまで私個人の感想ですが、その神社は宮司が変わってから明らかに雰囲気が変わりました。それは悪いことではないのかもしれませんが、私は昔の素朴といいますか、静かな神社が好きだったのですが・・・。今は政治色も感じられるようになって、ちょっと変わっちゃったかなというのが本音です。

それでもお参りするのはそこに鎮座する神様であって、人ではありませんからね。

今月6月30日は「夏越の大祓」半年間の罪穢れを落としに神社へお参りに行きます。

夏の鎌倉へも行きたいな。