平日の、火曜日だった。
友達と大井競馬場にナイター競馬を見に行った。大井町から競馬場行きのバスに乗った。バスの中は冷房が効いていなくて暑かった。窓を少し開けたりした。
競馬場についたが、まだ明るく、清々しい風が少し寒いくらいだった。スーツのジャケットを着てこなかったことを少し後悔した。出馬表を貰って、とりあえずレースを見た。馬が走り抜けたあとに、雲のような土埃が舞った。芝生スペースとかが出来ていて前より綺麗になっていた。古めかしいスタンドの一部は取り壊され、記憶の中にしか残らない。初めて行った時に感じた、嬉しくなる様な昭和の匂いももはや僅かにしか香らなくなってしまった。しかし、相変わらず雰囲気は緩く、仕事終わりのサラリーマンなどもアフターファイブを満喫している様だった。それが非常に健全なことに思えた。
競馬場のコースは広く、遮るものがないので、空が気持ちいい。心も解放される気がした。あくまで一時的にだが。