今月下旬にリリースされる銀杏BOYZ峯田和伸がボーカルとして参加した東京スカパラダイスオーケストラのニューシングル「ちえのわ feat.峯田和伸」。
一足早く公開されたMVを観てみると、力強くも軽快で気品な、これぞスカパラ節の炸裂したイントロに胸が躍る。すっとスローテンポになると、ボーカル峯田が歌いはじめる・・・のだが、極上の楽器隊が奏でる音が際立ち、野太いような薄っぺらいような、決して巧いとはいえない彼の歌声がより未熟に思えてしまった。「そんならYO-KING（真心ブラザーズ）の方がいいんじゃねーの」と極悪プロデューサー目線になりながらも、わたくし銀杏BOYZファンとしてついつい惰性で立て続けに視聴いたしました。
すると、５度ほど視聴したところで、スカパラのなかにいても違和感なく溶け込んだ幸せそうな峯田が印象に残り、「スカパラも峯田も、みんな楽しそうだし、別に悪くないかなぁ」と思えてきました。これぞファンのヒイキというやつかもしれません。寝ます。