青年海外協力隊~派遣までの道のり☆


これは、なんでしょう?


はい、答えはタイプライターです。


日本では見たことがない人も多いのでは?と思って、載せてみました。

かくいう私もその1人で、ガーナへ来て、

初めてタイプライターというものを目にしました。


首都アクラのオフィス街へ行くと、軒を連ねるタイピストたちを見かけます。

ガーナにはまだ、PCや文書作成ソフトが使えない人たちがたくさんいます。

でも、オフィシャルな文書は、手書きでは受け付けてもらえません。

そこで、活躍するのがタイピスト。

手書きで作った文書を、タイピストに頼むとあっという間に打ち直してくれます。


そんなに需要があるのか?と思いきや、意外と必要とされているようです。

この日も、忙しそうに(しかもリズムカルに)キーを叩いていました。


ちなみに、ICTの授業で生徒に「タイプライターは知っているか?」と聞くと、ほとんどの生徒が「イエス」と答えます。

それほど、タイプライターはガーナでは身近な存在のようです。

なので、「タイピングが速く正確に出来たら、タイピストという職業にも就ける!」というわけで、

TTIの生徒たちも、授業の合間にICTルームに来ては、トレーニングソフトを使って日々黙々と(?)練習しています。


ですが、よく見ていると、気が競ってどうしてもキーボードばかりを見てしまいがち。

それじゃ、いつまでたっても速く正確には打てません。

見るに見かねて、頑張っている生徒たちには、ブラインドタッチのコツを教えることにしました。

練習あるのみ!


というわけで、PCのスキルアップによって、

彼らの就職先の選択肢が広がることを願ってます。