青年海外協力隊には「現職参加制度」という制度があります。
所属先に籍を置いたまま、協力隊に参加する制度です。
(http://www.jica.go.jp/activities/jocv/faq/faq_07.html )
ちなみに有給休職と無給休職がありますが、どちらになるかは、所属先の企業側での判断になります。
私も この現職参加制度を使い、現在働いている会社を2年間休職して協力隊に参加します。
(私の場合は無給休職です)
JICAでも、できるだけこの制度を利用してもらえるよう推奨しているそうで、例えば有給休職の場合、JICAが隊員の勤務先に対して人件費を補填するなどの措置もあります。
会社を退職して参加されるという方も多いそうですが、一方で協力隊を無事終えた時に戻れる場所(職場)があるというのはとても安心だと思います。
ただし、いくらJICAで推奨しているとはいえ、所属している企業で休職が認められるような環境が整っていなくてはなりません。
私の会社を例に挙げると、産休や育休での休職制度は整っていましたが、ボランティア活動による休職については、「前例がない」事を理由に制度自体がありませんでした。
今回は幸運にも 私が申請したことにより、社内規定を検討し直し、新たにボランティアによる休職制度を社内規定に設けて下さったそうです。・・理解ある会社に感謝です!
さて一方で、現職参加の場合であっても、会社に在籍している以上は 休職の間も社会保険料を支払わなければなりません。(派遣中は日本にいないので、健康保険や労災などは全く使わないのですが・・)
次年度(2009年度)の社会保険料はまだ決まっていませんが、私の場合は直属の上司から「年間35万円程度になるんじゃないか・・?」と言われています。
※社会保険料は毎年4~6月の給与の平均を出し、そこから次年度の料率を決定することになっています。(詳細は会社の総務など、所属先に聞いてみて下さい)
では、12月から休職に入ってしまう場合、今年度の社会保険はどうなるのか?というと、
・・これは天引きになります。
つまり、3月分までを在職中の給与から支払わされます。
私の場合は、(12月から休職に入るので)11月の給与と12月の賞与から天引きされます。
※「残業代があれば別ですが、12月の給与からは天引きできません」とやんわり言われました・・。
ちなみに今日、今月の給与明細をもらいました。
私は傷害保険と積立の年金保険にも入っていますが、これらも4ヶ月分まとめて天引きされるため、
引くに引かれて、今月のお給料は7万円しか残っておりません・・(泣)
人にもよりますが、現職参加の場合も多少なりとも休職前に貯金はしておいた方が良さそうです。
(いろいろ準備もありますし・・)
以上、お給料日前のガッカリ報告でした!