「吸引分娩で生まれた子は
首にものすごい圧がかかり
まれに
体の不調が出たり
夜泣きが激しくなる」

そして
自律神経失調症の症状も
たくさん書かれていて


症状が
かなり当てはまる!

「とりあえず行ってみよ!」

この頃の娘は
夜は少しずつ
眠れるようになっていた
顔色も前よりマシかな…
でもやっぱり
体のいろんなところを
痛がっていて

肌に触れただけでも
「痛いーー!」
そう言っていた

そして
異常な発汗

さらに
胸がすごく熱くなるとかで
かきむしって
痛がっていた

その整骨院は
「気功」とか
「体の周りのエネルギー」とか
「チャクラ」の話とかも載っていた

正直良くわからない!
でも…行ってみよう!

なんとか今の状態を
落ち着かせるために

 娘を連れて
バスと電車で
その整骨院へ向かった…

移動中も
顔は真っ青
「足が痛くて歩けないよ…」

そう訴える娘を抱っこしたり
ベンチで休んだりして

なんとか
その場所にたどり着いた

10歳の子が
抱っこされる光景は
端から見れば

「何あれ!?」

そんな感じだったはず…

でも
そんな視線に
気をつかえるほど
私たち親子に余裕はなかった…


雑居ビルの一角にその整骨院はあった

「大丈夫かな〜!?」


不安もあったけど
階段を上った


先生は
40代くらいの男の先生

子供はベッドに寝かされた
でも
整骨院なのに
娘は絶対体に触れさせなかった…

「うーん、これじゃ何も出来ないねぇ」
「じゃあ、少し話しようか?」

先生は娘に色々聞いていたけど
娘は完全ブロック…

先生は私に話かけてきた

先生「カルテに母子家庭って書いてるけど…
この子になんで離婚したかちゃんと説明した?」

私「いえ、詳しくは伝えてないです」

先生「なんか喉のあたりのチャクラが詰まってるというか…なんか説明されてないことに怒ってる感じがするんだよね」

私「でもまだ10歳ですし…それを聞いても辛いと思うんで」

そんな話をしていたら
娘は普通に歩き出し笑顔まで見せていた

どういうこと?
さっきまで苦しんでのに…
正直私は理解できなかった

先生「ほら!顔つきが全然違うよね!」
「ちゃんと大人扱いしてほしいんだよね?」

娘「うん」


そんな感じで予約枠の時間は終了して
整骨院なのに話だけして
私達はそこを出た


帰り道2人でカフェみたいなとこに入って

「ママとパパの話聞きたい?」
と娘に聞いてみた

「うん」

私はものすごく迷った…

でも
目の前にいる娘は 
元気な頃の娘に戻っていた
普通にカルピスを飲んで
パンを食べて
泣くことも苦しがることもない

「なんで?元気になってるの?」
「これを聞くためにあんだけ苦しんだの?」

私はやっぱり迷っていた

離婚理由…
それを
この状態の娘に言うの?

でも
目の前に元気を取り戻した娘の
「知りたい」を尊重しようと思った…


そして
傷付けない言葉を
選んで
選んで
「パパを大好きな気持ち」
これを
失わないように
慎重に説明した


全てを伝えた…

これで
一歩前へ
進んでくれると信じて


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