事業知財を活用した大学発技術の事業化に関する電子書籍です。
大学発発明は、基礎研究ゆえ、原理原則に関するものが多く、事業化が難しいものも少なくありません。
ライフサイエンス領域に特化した技術移転およびスタートアップ支援の現場で15年以上にわたり実務を重ねてきた著者が、「大学発技術の事業化」の全体像を体系的にまとめた一冊とのことです。
ライフサイエンス分野であれば、基礎研究が事業化に結び付きやすいものが多いように思われます。
大学の研究室には、未来を変える可能性を秘めた技術の種が眠っている。しかし、そのほとんどは社会実装という高い壁に阻まれ、世に出ることなく埋もれているのが現実だ。日本は「基礎研究は強いが、実用化は弱い」――20年以上前から指摘され続けてきたこの構造的課題に、どう向き合えばいいのか。
本書は、ライフサイエンス領域に特化した技術移転およびスタートアップ支援の現場で15年以上にわたり実務を重ねてきた著者が、「大学発技術の事業化」の全体像を体系的にまとめた一冊である。
カギとなるのは、著者が提唱する**事業知財(Business Intellectual Property:BIP)**という考え方。どんなに優れた特許も、それを活かす事業戦略がなければ意味をなさない。「技術で何ができるか」ではなく「その技術でどの市場で、どう勝つか」という事業のストーリーがあって初めて、知的財産権は武器となる。
本書では、技術移転機関(TTO)の役割から、知財戦略とライセンス契約、創薬・再生医療・医療機器・デジタルヘルスという4領域の具体的な技術移転事例、スタートアップの設立・資金調達・出口戦略、そしてこの分野で活躍するためのキャリアパスまで、事業化に必要な知識を網羅的に解説する。成功事例だけでなく、特許の権利範囲から外れてしまった失敗例なども率直に紹介。
産学連携や技術移転に関わったことがない研究者が、自身の研究成果をどう事業化していくかの手引きとして。そして、この業界に興味を持った学生が技術移転の理解を深める入門書として。「大学発技術の事業化」という壮大なプロジェクトへの、確かな一歩となる一冊。
【こんな方におすすめ】
・自身の研究成果を社会実装・事業化したいと考えている研究者・大学院生
・技術移転、産学連携、知財業務に関心のある学生・若手人材
・大学発スタートアップの起業や経営に関わる方
・VC・ベンチャーキャピタル、技術移転機関で働く方、目指す方
・創薬・再生医療・医療機器・デジタルヘルス分野のビジネスに携わる方







