中里優介の「ワン、ツー、スリー、中里!」 -3ページ目

誰もが安心できる福祉行政を。~その3~

前回のつづきです。

まず、

民生委員さんが無給で働いてらっしゃるということ。

ボランティアとは言え、受け持つ地区の子供からお年寄りまで目を配ります。

今日はこことあそこ、明日はあそことここ、という風に母の病室にちょっと顔を覗かせたかと思うと、すぐに次の場所へ向かうのです。

移動手段は軽自動車。

ガソリン代は自腹。

彼女だけではありません、ケースワーカー、医療従事者など福祉に携わるありとあらゆる人が自身の疲労感の消えないまま、現場で活躍されていました。

自身の生活の一部、いえ、もしかしたら多くを犠牲にしてまで業務に打ち込む彼らの姿に、僕は数ヶ月前に見たNPOさんの事務所での光景を重ね合わせました。

「これじゃ続くわけがない。」

「何かおかしい。」

何となく、あの時に感じた心のもやもやの正体がわかった気がしました。

つづく

中里優介

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誰もが安心できる福祉行政を。~その2~


前回のつづきです。

当時、

僕の父は脳梗塞の後遺症で身体が不自由で母がずっと老老介護をしている状況でした。

何か手伝えないか母に電話してみようか・・・。

そう思った矢先、母が肺炎で倒れたという電話が妹から来ました。

小さい身体ながら昭和の女を地でいく母が倒れた・・・。

僕は狼狽するばかりでどうしたら良いのか、途方にくれました。

愛する女性と別れたばかりということもあって、僕は心に余裕がなかったのです。

幸いにして、実家がある地元の民生委員、ケースワーカー、医療従事者、他皆さまのお陰で、母の入院、父の介護体制が迅速に組まれました。

僕と妹はただただ、彼らの暖かなご支援に感謝するばかり。

しかし、彼らとの交流が深まるにつれ、僕は日本の福祉の暗部を垣間見ることになります。

つづく

中里優介

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力を合わせて安心を実現しよう!~ 民生委員の現状 ~

ある日の夜、西武池袋線沿線に住む公務員の友人の話を聞きました。

友人が勤める自治体の民生委員の現状です。

このブログに書くには、とにかく重い内容でした。

民生委員法が出来たのは昭和23年。

民生委員は、非常勤の特別職、地方公務員とみなされますが無給です。(交通費などの実費は出ます。)

ですから、よほどの気概(奉仕職としての心構え)がないと民生委員は務まらないのです。

民生委員は、困窮している方から見て、頼れる存在でなければなりません。

しかし、中には、相談を無視したり、福祉事務所へたらい回しする民生委員がいるそうです。

友人の話を総合すると、地域コミュニティの人と人のつながりが希薄化していて、制度疲労を起こしているという感じがしました。

私たちの青梅市では、このような問題はまだ耳にしませんが、少子高齢化が進むなか、今から考えておくべき制度の課題です。

友人を東青梅駅まで見送る途中も友人と語らい合いました。

制度の見直しだけでなく、みんなで力を出し合い、共に支えあうことが大切。

力を合わせて安心を実現しよう!と。

中里優介

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