解ると出来るの違いについて | テクニカルチャートトレードトレーナー

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フルタイムトレードトレーナーの日記

こんばんは

123の泉です。


最近よく聞かれる質問で

「スクールに通ったら全員儲けられるんですか?」

と聞かれます。


私はいつもこういいます。

「学習塾に通ったら全員合格するんですか?、と聞いているのと

 同じですよ」と答えます。

当然、全員儲かれば良いのですが、株の世界です、それはあり得ません。


ただ、1つ言えることは、儲かる確率は上がると思います。

学習塾も同じで、合格する確率は上がると思います。


大学入試でも、参考書や過去の出題集、合格するためのノウハウ本は

腐るほどあります。でもなぜ学習塾にみんな通うのでしょうか?

それは効率の良い勉強法やコツ、塾講師からの指導やアドバイスを受けて

合格する最短距離を通って、合格する確率を上げたいからです。


株の学校123も全く同じではないでしょうか。


書籍や情報商材でノウハウを得ることは、いたって簡単です。

これを「解る」と言います。

もちろん「解る」ことは重要です。ただ、解っただけで結果を出すことが

できるでしょうか?

そこには「出来る」が必要です。



スクールという場所は、人を成長させる場所だと思います。
我々はトレーダー育成スクールですので
受講者に高いトレードスキルを身に着けさせる場所だと思っています。


そこで私は、トレーダーを育成する時に「解る」と「出来る」について
整理して考えています。


○解るけど出来ない=書籍、単発セミナーやDVDなど
で実際出来るようにはならないが、理解は出来る
これでは、評論家にはなれますが、出来るようにはなりません。
解っているけど、出来ないんです。
こういう人は良くこう言います=そんなの知ってるよ、本に書いてあるよ。


○解らないけど出来る=儲かる銘柄を教えてもらって、それで儲かる
これは、非常に楽ですね。人はこっちに流されがちです。
儲かるという結果は出ますが、その人は銘柄を与えられなければ
今後、結果を出すことはありません。
そして、解っていないので自分で成長していくことはありません。
その銘柄が、もし間違っていれば損をします。いわゆる他力本願です。
こういう人は、儲かった銘柄ばかりを自慢し、適当な材料の話をします。


大事なことは、解った上で出来るという事です。(スポーツに通じるものがある)
「解る」=ノウハウが解る・やり方が解る
「出来る」=実践スキルで結果を出す
スクールでは、ノウハウだけの書籍やセミナー、DVDではなく
自ら実践できるようになる実践スキルを身に着けます。


要するに「解る」+「出来る」=「ノウハウが解って」+「スキルを身に着ける」
の両方を習得する事が大事なんです。


そうすると自分で成長していく事が出来るようになる。
トレーダーを育成するというのは、そういう事です。


これが株式投資のスクールです。

「解る」ではなく「出来る」を追求しています。