【漢方薬は副作用がないの?】

漢方薬も選び方によっては副作用を出すことがあります。

体調、体質、体力などによって、同じ症状・病気でも選ばれる漢方処方は変わってきます。

専門用語を使うと、実証・虚証、陽病・陰病など、その人の病態を確認し、それに随(したが)った処方を選びます。

 

間違った選び方をすると副作用が出たり、良い結果につながらなかったりすることがあります。

 

例えば葛根湯

葛根湯は太陽病・実証に使用する薬方です。

つまり体力がある方で病状が体表のみに表れている場合に使用します。

 

「葛根湯を服用すると、胃の調子が悪くなる」と言われる方は意外と多いです。

 

葛根湯にはマオウという生薬が含まれています。

原則としてマオウが含まれる漢方薬は血圧の高い人、心筋梗塞や狭心症の既往や危険のある人、胃腸の弱い人には使用しません。

 

しっかり効く漢方薬は、生薬の成分がしっかり含まれているので、副作用も注意して選ぶ必要があります。

 

生薬は産地などによって有効成分の含有量に大きな差が出ます。

 

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