占い師と介護福祉士をしています。
ビセケンです。
私、ハリポタが好きなんですが、
分霊箱(ホークラクス)ってありますよね。
霊魂を閉じ込めて、不死を実現する魔法です。
ヴォルデモート卿は、6つ作ったんですが(予期せぬ作ったものも含めると7つ)、
彼の信者であるデスイーターには、存在を明かしていたんでしょうか?
デスイーターには、分霊箱を作ったことを伝えていたのか?
結論から言うと、はっきりとは伝えていなかったのでしょう。
ヴォルデモート卿が分霊箱を作ったことを知っていたのは、
本を読んだ感じ、映画を観た感じで、
アルバス・ダンブルドア、
ハリー・ポッター、
ハーマイオニー・グレンジャー、
ロナルド・ウィーズリー、
レギュラス・アークタルス・ブラック
この5人でしょう。
お馴染みの3人が知っているのはもちろん、
ダンブルドアはもちろん知っていますし、
レギュラス・アークタルス・ブラックという、シリウスの弟ですが、この人も知っています。
実は、このレギュラス・アークタルス・ブラックというのは、かつてデスイーターだったんです。
ただ、ヴォルデモート卿が、このレギュラスに伝えたわけではなくて、
レギュラスが盗み聞きをしたのか?調査をしたのか?わかりませんが、
レギュラスは自分の力でヴォルデモート卿が分霊箱を作ったことを知ったわけです。
なので、ヴォルデモート卿は誰に対しても、分霊箱を作ったことは伝えていなかったでしょう。
「え?! でも、ベラトリックスとかは?」という意見があるでしょうけれども。
ベラトリックス・レストレンジにも、ルシウス・マルフォイにも伝えていない
ベラトリックスは、ヴォルデモート卿が絶大の信頼を寄せているデスイーターの1人です。
で、ヴォルデモート卿は、
分霊箱にしたハッフルパフのカップをベラトリックスに預けています。
「大事なものである」と伝えて。
そして、ベラトリックスは、グリンゴッツ魔法銀行の自分の金庫に分霊箱のハッフルパフのカップをしまっていたんですが、
しかし、ベラトリックスは、分霊箱とは知らずに、あくまでヴォルデモート卿の大事なものとして預かっていただけなんです。
続いて、ルシウス・マルフォイも同じです。
ルシウス・マルフォイには、リドルの日記を預けています。
でも、ルシウス・マルフォイも、リドルの日記を、簡単に敵であるジニーの教科書とすり替えて手渡してしまうほど、
分霊箱を粗末に扱っていたので、
ルシウス・マルフォイに関しても、分霊箱を作ったことは伝えていなかったのでしょう。
セブルス・スネイプも知らない
ダンブルドアが絶大な信頼を寄せている1人にセブルスがいます。
セブルスは、二重スパイとして、ヴォルデモート卿陣営から諜報をしていたわけですが、
なぜか、ダンブルドアは、セブルスに分霊箱のことは話していません。
敵に知っていることを知られないためなのか、
セブルスを100%信頼していなかったのかはわかりませんが、
セブルスも知らないようなんですね。
小説の中で、セブルスは、ダンブルドアが全てを教えてくれないことに憤る場面がありました。
などなどを考えると、
まあ、セブルスも知らなかったのでしょう。
しかし!!!
分霊箱の存在は明かさなかったが、
ヴォルデモート卿は、死から身を守る手段を講じたことは伝えているんです。
それが、小説のヴォルデモートのセリフにありました。
死から身を守る手段を講じたことは、デスイーターに伝えている
小説の
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』の、
ハリーが細工がされていた優勝杯に触れた後に、
リドルの墓に連れて行かれた後の場面です。
セドリックが殺され、そして、ヴォルデモート卿が蘇り、
そして、デスイーターたちが招集されるんですが、
招集した後に、
ヴォルデモート卿が、デスイーターたちに語りかけるんです。
ヴォルデモート卿
「お前たちが全員が無傷で健やかだ。魔力も失われていない。こんなに素早く現れるとは。そこで俺様は尋問する。この魔法使いの一団は、ご主人様に永遠の忠誠を誓ったのに、なぜ、そのご主人様を助けに来なかったのか。」
「奴らは、俺様が敗れたと信じたに違いない。いなくなったのだと思ったのだろう。奴らは俺様の敵の間にするりと立ち戻り、無罪を無知、そして呪縛されていたことを申し立てたのだ。それならばと、俺様は尋問する。なぜ奴らは、俺様が再び立つとは思わなかったのだ。俺様がとっくの昔に死から身を守る手段を講じていたと知っているお前たちがなぜ、生ける魔法使いの誰よりも俺様の力が強かった時、その絶大なる力を見てきたお前たちがなぜ、そして俺様は自ら答える。」
まあ、こんな感じなんですが。
「とっくの昔に死から身を守る手段を講じていたと知っているお前たちがなぜ」
こういうセリフを発しているんですね。
ということは、
分霊箱を作ったこと自体は伝えてはいないが、
何かしらの魔法の力によって、死から身を守る手段を講じたことは、少なくとも招集に応じたデスイーターには伝えていたことになるんです。
これがどんな伝え方だったのか?
伝えることによってデスイーターたちのさらなる服従を期待したためなのか?
色々想像できますが、
これ以上は描かれていないのでわかりません。
ただ、少なくとも、死から身を守る手段を講じたことは、デスイーターたちに伝えているというわけです。
部下を信用しないヴォルデモート卿であれば、
分霊箱には触れずに、でも、とりあえず、死から身を守っていることを伝えて、
デスイーターたちにさらなる服従を期待したのかもしれません。
というか、絶対そうだと思います。
ヴォルデモート卿、恐ろしすぎます。
はい、
ヴォルデモート卿 分霊箱を作ったことを、デスイーターには伝えていたのか?
でした。
ありがとうございます。
ありがとうございます。