消えた黄金のトイレの行方・・・。
2019年9月14日
イギリスオックスフォード 近郊の都市ウッドストックのブレナム宮殿から、時価480万ポンド(当時の為替レートで5億円超)の黄金のトイレが盗まれる。
【黄金のトイレ盗難事件】
2019年9月14日の早朝、ブレナム宮殿館内に展示中であった「アメリカ(America)」と名付けられた18金の便器(イタリアの彫刻家マウリツィオ・カテランの作品、報道担当者によれば当時の為替レートで時価500万ドル)が窃盗にあった。
この便器は2017年にニューヨークの美術館が、米大統領ドナルド・トランプから「ホワイトハウスに飾るためにゴッホの絵を借りたい」との要請を受けた際、断る代わりにこの便器なら貸し出してもいいと提案したことで話題になっていた物だった。
《犯行手口》
事件当日、2台の車両に乗った5人の窃盗団は、閉まっていたブレナム宮殿の門を突破し、複数の大きなハンマーを使って窓を破壊し建物内に侵入、配管につながれていたトイレを壁から取り外して持ち去る。わずか5分で黄金のトイレを盗んだという。
《建物の被害》
トイレが無理やり外されたため、建物内部には大きな破損や浸水被害が発生した。
手慣れた手つきでトイレを外そうとするベルさん。
何をしているのですか?
お家のトイレをリフォームするニャー

他人様のトイレを我が家に取り付けるおつもりですか?
ハイ!ニャ~
俗に言う一点豪華主義ニャ!!
ベルさん、黄金のトイレを使用しても、金のウOコはでませんから。おやめください。

後戻りは出来ないニャー。
ベルさん、どうせ敷地からは逃げ出せませんよ。
下僕よ!お主も共犯ニャ・・・。
《トイレの行方》
黄金のトイレは直ぐに小さな金の塊に解体・溶かされたとみており、現在も発見されておらず回収不能となっている。
重さは98kgで、600万ドルの保険がかけられていた。使用されていた金だけで280万ポンド相当の価値(2019年9月時点)があったことも、公判で明らかになった。
窃盗団のギャングメンバーらには、2025年3月18日に有罪評決が言い渡された。
【ブレナム宮殿】Blenheim Palace
イギリスのオックスフォード近郊のウッドストック近郊のウッドストックにあるマールバラ公爵スペンサー=チャーチル家所有の宮殿。
第2次世界大戦の英雄ウィンストン・チャーチル卿の生まれた場所としても有名。
イングランド最大のカントリー・ハウスといわれている。

