The French Connection
【ジーン・ハックマン】- 1 -
Gene Hackman
アメリカ合衆国の映画俳優。1971年に主演した『フレンチ・コネクション』の名演技で知られる。

本名:ユージーン・アレン・ハックマン
Eugene Allen Hackman
生年月日:1930年1月30日
没年月日:2025年2月18日(95歳没)
出生地:カリフォルニア州サン・バーナディノ
死没地:ニューメキシコ州サンタフェ
国籍:アメリカ合衆国職業:俳優
ジャンル:映画
活動期間:1960年代 - 2004年、2016年 - 2017年
配偶者:Fay Maltese (1956 ・ 1986)Betsy Arakawa (1991 - 2025)
《主な作品》
『俺たちに明日はない』

『ポセイドン・アドベンチャー』
『スーパーマン』シリーズ
『ミシシッピー・バーニング』

《受賞》
アカデミー賞
主演男優賞
1971年『フレンチ・コネクション』
助演男優賞
ベルリン国際映画祭
銀熊賞(男優賞)
1989年『ミシシッピー・バーニング』
全米映画批評家協会賞
主演男優賞
2001年『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』
助演男優賞
1967年『俺たちに明日はない』
1992年『許されざる者』
ニューヨーク映画批評家協会賞
主演男優賞
1971年『フレンチ・コネクション』
助演男優賞
1992年『許されざる者』
ロサンゼルス映画批評家協会賞
助演男優賞
1992年『許されざる者』
AFI賞
アメリカ映画100年のヒーローと悪役ベスト100(ヒーロー部門第44位)
2003年『フレンチ・コネクション』
英国アカデミー賞
主演男優賞
1972年『フレンチ・コネクション』
助演男優賞
1992年『許されざる者』
ゴールデングローブ賞
主演男優賞(ドラマ)
1971年『フレンチ・コネクション』
主演男優賞(ミュージカル・コメディ)
2001年『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』
助演男優賞
1992年『許されざる者』
セシル・B・デミル賞
2002年 長年の功績に対して
全米映画俳優組合賞
アンサンブル演技賞
1996年『バードケージ』
その他の賞
ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞
主演男優賞
1971年『フレンチ・コネクション』
1988年『ミシシッピー・バーニング』
シカゴ映画批評家協会賞
主演男優賞
2001年『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』
《来歴》
カリフォルニア州サン・バーナディノ生まれ。本名はユージーン・アレン・ハックマン (Eugene Allen Hackman)。イングランド系の血を引く。16歳のとき、年齢を詐称して海兵隊に入隊。中国の駐屯地でラジオ放送のDJを務めたことから演技に興味を持つようになる。除隊後様々な職を経験。その後イリノイ大学でジャーナリズムなどを学ぶ。
30歳を過ぎてから俳優を志すようになり、パサディナ・プレイハウスやリー・ストラスバーグ主催のアクターズ・スタジオでダスティン・ホフマンとともに演技を学んだのち、ニューヨークへ渡る。ホフマンが多数の映画に出演しスターダムへ上り詰める一方、ハックマンは舞台やテレビドラマで端役しか与えられず、鳴かず飛ばずの状態が続いた。
ブロードウェイでの公演を観たロバート・ロッセン監督に見出され『リリス』で映画デビュー。1967年にアーサー・ペン監督の『俺たちに明日はない』に主人公クライドの兄バック役で出演。映画出演3作目で第2回全米批評家協会賞の助演男優賞を受賞。第40回アカデミー助演男優賞にもノミネートされ、37歳にしてようやく脚光を浴びた。
1970年に『父の肖像』で再度アカデミー助演男優賞にノミネートされると、翌1971年に出演したウィリアム・フリードキン監督の『フレンチ・コネクション』での演技が認められ、第44回アカデミー主演男優賞を獲得。一躍世界中の知るところとなった。同作品で演じた粗暴なコワモテ刑事ドイルの愛称ポパイは、現在に至るまで彼の愛称として親しまれている。

1990年には心臓発作を起こして引退も考えたが、その後も映画に出演。病を克服して自分でも忘れるほど多くの映画に出演したことでタフガイの名をほしいままにした(しかし2004年のインタビューで俳優業の引退を公言)。1992年に出演したクリント・イーストウッド監督の映画『許されざる者』で第65回アカデミー助演男優賞を獲得。2002年にはゴールデン・グローブ賞の功労賞にあたるセシル・B・デミル賞を受賞した。
また、考古学者のDaniel Lenihanと共にこれまで3冊の小説を出版している。また、2010年には単独で小説Payback at Morning Peakを出版した。
『ポセイドン・アドベンチャー』日本公開時に来日している。
日本語吹き替えは元々小池朝雄であったが、小池の死後は主に声質が近い石田太郎が演じていた。
2019年5月18日、国際天文学連合はかれを記念して小惑星番号55397小惑に対して「ハックマン (Hackman)」と命名した。
《私生活》
プライベートでは1986年に30年連れ添った最初の妻と離婚。1991年に日系人女性でピアニストのベッツィー・アラカワと再婚している。子供は3人。
《死去》
2025年2月26日午後、サンタフェの自宅で、妻と愛犬1匹と共に亡くなっているのが警察に発見された。95歳没。
夫婦の遺体は別々の部屋で発見され、一酸化炭素中毒やガス漏れの形跡はなかった。浴室で見つかった妻の遺体の側には錠剤が散らばっていたことが判明しているが、発見直後は死因の特定に至らず、警察当局は検視に加え毒物検査も実施した。
3月7日、地元当局はハックマンの死因は心臓病であり、死亡推定日は2月18日頃と発表した。
妻はその1週間前の2月11日頃、ネズミなどのげっ歯類が媒介するハンタウィルスに感染したことによる呼吸器疾患のハンタウィルス肺症候群で死亡したとみられ、深刻なアルツハイマー病を患っていたハックマンは、「妻の死を気付いていなかった可能性がある」と説明した。また、犬については、2人の死去によって水と餌がなくなった結果、餓死したものとされている。



