消えた冬のボーナスの行方・・・。
12月10日は、グレゴリオ暦で年始から344日目(閏年では345日目)にあたり、年末まであと21日ある。
====12月10日の記念日===
【三億円事件】
1968(昭和43)年12月10日、東京・府中市の東芝工場で支給されるボーナスを積んだ乗用車が、白バイ警官に扮した犯人に奪われる「三億円強奪事件」が起きた。多くの物証がありながら捜査は迷宮入りし、1975(昭和50)年に時効を迎えた。この事件以降、多くの会社が給料の支給を口座振込に切り替えるようになった。
三億円強奪事件ともいわれているが、事件の起きた日本において、本件犯行は強盗罪には該当せず窃盗罪となる。
1968年(昭和43年)12月6日、日本信託銀行(後の三菱UFJ信託銀行)国分寺支店長宛に脅迫状が届く。翌日7日午後5時までに指定の場所に300万円を女性行員に持ってこさせないと、支店長宅を爆破するというものであった。当日、警官約50名が指定の場所に張り込んだが、犯人は現れなかった。
4日後、12月10日午前9時30分頃に、日本信託銀行国分寺支店(現存せず)から東京芝浦電気(現・東芝)府中工場へ、工場従業員のボーナス約3億円(正確には2億9430万7500円)分が入ったジュラルミンのトランク3個を輸送中の現金輸送車(セドリック)が、府中刑務所裏の府中市栄町、学園通りと通称される通りに差し掛かったとき、そこへ警官に変装して擬装白バイに乗った犯人がバイクを隠していたと思われるカバーを引っ掛けた状態のまま輸送車を追いかけ、輸送車の前を塞ぐようにして停止した。現金輸送車の運転手が窓を開け「どうしたのか」と聞くと、「貴方の銀行の巣鴨支店長宅が爆破され、この輸送車にもダイナマイトが仕掛けられているという連絡があったので調べさせてくれ」と言って輸送車の車体下回りを捜索し始めた。
4日前に支店長宅を爆破する旨の脅迫状が送り付けられていた事実があり、その場の雰囲気に銀行員たちは呑まれていた。
犯人は、輸送車の車体下に潜り込み爆弾を捜すふりをして、隠し持っていた発煙筒に点火。
「爆発するぞ!早く逃げろ!」と銀行員を避難させた直後に輸送車を運転し、白バイをその場に残したまま逃走した。
「勇敢な人だ」と思ったとう。
しかし、路上に残った発煙筒が自然鎮火したのちバイクに詳しい輸送車運転手が残された白バイが偽物と判断できたことから偽警察官による現金強奪事件が早くも判明した。

9時50分に伊豆・小笠原を除く東京都全域に緊急配備が敷かれた。奇しくも、この日は毎年恒例の歳末特別警戒の初日であった。
警察は要所で検問を実施したが、当初は車の乗り換えを想定していなかった事もあり、当日中に犯人を捕らえることができなかった。

《貨幣価値》
被害金額3億円は、現金強奪事件としては当時の最高金額であった。これは、平成26年(2014年)の貨幣価値に直すと、消費者物価指数で見れば約3.5倍の約10億円の価値に当たる。
事件当時、大卒の初任給が約3万600円と言われ、2016年の初任給20万3800円と比較すれば約20億円の価値に相当する。その他、50 - 100億円の価値に相当するという意見もある。いずれにせよ、その後に起こった現金強奪事件と比べても、貨幣価値においてはいまだ国内最高である。

警視庁捜査において容疑者リストに載った人数は実に11万人、捜査した警察官延べ17万人、捜査費用は7年間で9億円以上が投じられ、過労によって殉職者2名を出している。
1975年(昭和50年)12月10日、公訴時効が成立(時効期間7年)。1988年(昭和63年)12月10日、民事時効成立(時効期間20年)。
日本犯罪史に名を残す未解決事件となった。
【ノーベル賞授賞式】
スウェーデンの科学者アルフレッド・ノーベルが1896(明治29)年に亡くなった日。

ノーベル賞は彼の遺言により創設された。

ノーベル財団(Nobel e-museum)
ノーベル賞制定記念日 11月27日
【世界人権デー(Human Rights Day)】
1950(昭和25)年の国連総会で制定。国際デーの一つ。
1948(昭和23)年のこの日、パリで行われた第3回国連総会で「世界人権宣言」が採択された。
「すべての人間は、生まれながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である。」で始る全30条と前文からなっている。
日本では、この日までの一週間を「人権週間」としている。
人権週間 12月4日~12月10日
【アロエヨーグルトの日】
森永乳業が制定。
1994(平成6)年のこの日、森永乳業が日本で初めてアロエ葉肉入りのヨーグルトを発売した。
ヨーグルトの日 5月15日
(うみゃ~ですぅ・・・。)

【憲法記念日 [タイ]】
1932年のこの日、タイ憲法が採択され、タイが立憲君主制に移行した。
【納めの金比羅】
毎月10日は金毘羅(金毘羅権現,金毘羅神社)の縁日であり、1年最後の縁日は「納めの金比羅」と呼ばれる。
====毎月10日の記念日===
LPガス消費者保安デー
植物油の日
イカの日
金毘羅の縁日
頭髪の日
===12月10日~1月10日===
年末年始の輸送等に関する安全総点検
===11月10日~12月10日===
手足の不自由な子供を育てる運動
===12月4日~12月10日===
人権週間
===11月11日~12月12日===
電池月間
===11月16日~12月15日===
東京都エイズ予防月間
===12月9日~12月15日===
(旧)身体障害者福祉週間
===12月1日~12月28日===
食品・添加物等の年末一斉取締り
===10月1日~12月31日===
赤い羽根共同募金運動
===12月1日~12月31日===
大気汚染防止推進月間
脱スパイクタイヤ運動推進月間
地球温暖化防止月間
未成年者飲酒防止強調月間
歳末たすけあい運動,海外たすけあい運動
年末年始の防犯運動
====12月10日の出来事===
1520年
マルティン・ルターが、自説を撤回しなければ破門するとの教皇レオ10世による警告文書を焼く。
1901年
第1回ノーベル賞授賞式。物理学賞はレントゲン、化学賞はファント=ホフ、医学・生理学賞はE.フォン・ベーリングが受賞。
1903年
キュリー夫妻がノーベル物理学賞を受賞。
1906年
セオドア・ルーズヴェルト米大統領が、日露戦争終結に対する貢献によりノーベル平和賞を受賞。
1949年
湯川秀樹が中間子の研究でノーベル物理学賞を受賞。日本人初。
1957年
天城山心中。天城山で、愛新覚羅溥儀の姪・愛新覚羅慧生と級友の大久保武道のピストル心中遺体を発見。
1964年
フランスの作家サルトルがノーベル文学賞の授賞を拒否。
1965年
朝永振一郎が「くりこみ理論」の研究でノーベル物理学賞を受賞。
1968年
川端康成がノーベル文学賞を受賞。
1968年
三億円事件。東京都府中市で東芝府中工場従業員のボーナス2億9430万7500円が強奪される。
1973年
江崎玲於奈が半導体のトンネル効果の研究でノーベル物理学賞を受賞。
1974年
佐藤榮作前首相が沖縄返還に対する貢献によりノーベル平和賞を受賞。
1975年
三億円事件の公訴時効が成立。
1979年
マザー・テレサがノーベル平和賞を受賞。
1981年
福井謙一が「フロンティア理論」の研究でノーベル物理学賞を受賞。
1987年
利根川進が免疫に関する研究でノーベル生理学医学賞を受賞。
1994年
大江健三郎がノーベル文学賞を受賞。
2000年
白川英樹が導電性プラスチックの研究でノーベル化学賞を受賞。
2010年
中国の民主活動家・劉暁波がノーベル平和賞を受賞。本人・親族は受賞式に出席できず、中華人民共和国の圧力により17か国が欠席。
2011年
皆既月食が観測される。
2017年
ポスティングシステムで大リーグエンゼルスに入団した大谷翔平が、日本時間午前8時から入団会見を実施。
2022年
核兵器廃絶に向け国内外の有識者が議論する『国際賢人会議』の第1回会合ご広島県で開会。
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