Never Say Never Again | hiroチャンのブログ

Never Say Never Again


【ショーン・コネリー】
Sir Sean Connery




スコットランド出身の映画俳優。『007』シリーズの初代ジェームズ・ボンド役で一躍有名となり、その他のアメリカ映画にも多数出演している。

本名:サー・トマス・ショーン・コネリー
Sir Thomas Sean Connery
生年月日:1930年8月25日
出生地:スコットランド エディンバラ
没年月日:2020年10月31日(90歳没)
死没地:バハマ・ナッソー
国籍:イギリス
身長:188cm
職業:俳優、プロデューサー
ジャンル:映画
活動期間:1954年 -
活動内容:1962年:『007 ドクター・ノオ』
1987年:アカデミー賞受賞
1999年:ナイト叙任
2006年:引退宣言
配偶者:Diane Cilento(1962年 - 1973年)※離婚
Micheline Roquebrune(1975年 - )

スコットランド・エディンバラでアイルランド系の家庭に職工、トラック運転手の父ジョセフと、洗濯女の母、ユーフェミアのとの間に生まれる。
義務教育修了後最初に得た仕事は牛乳配達であった。その後イギリス海軍に従軍するも、健康上の理由で除隊し、トラック運転手、労働者、美術モデルやライフガードなど種々の仕事をしながらボディビルジムに通う。1953年にはミスター・ユニバース・コンテストの重量上げ部門で3位入賞したが、その時に出場者の一人に演技の道に進むように勧められる。1954年からテレビや劇団に出演するようになる。
スコットランド人としての矜持が強く、その独特のアクセントを矯正したことは一度もなく、ジェームズ・ボンド役を引き受ける際もアクセントを矯正しないことを絶対条件とした。このため、ボンドは原作に於いてスコットランド出身という設定が付け加えられた。ボンド以外の役柄もスコットランド出身という設定に変更したものが多い。



1961年、ジェームズ・ボンド役としてイオン・プロと5本の作品に出演する契約を交わし、翌1962年の『007 ドクター・ノオ』で知名度は世界的に上昇した。5作出演の契約遂行後も2度の返り咲きで計7本の作品でボンド役を務める。
自己紹介の台詞「The name is Bond. James Bond」を初めて放ったのは初代ボンドのショーン・コネリーで、『ドクター・ノオ』でのこと。以来、『007は二度死ぬ』『慰めの報酬』を除くシリーズ全作で使用されている。
プロデューサーであるアルバート・R・ブロッコリやハリー・サルツマンとの仲は芳しくなく、シリーズへの復帰には消極的であった。
『ネバーセイ・ネバーアゲイン』は彼らの干渉を受けずに自ら製作した作品である。ただ権利関係の問題もあり、007映画にはお馴染みのオープニングテーマと、オープニングでボンドを狙う銃口から逆に撃たれて血を流すシーン(ガンバレル・シークエンス)は使用されていない。
直接の後任俳優の一人、ロジャー・ムーアとは無名時代からの友人であり、ともに共演を望んだほどの仲良しである。
歴代のジェームズボンド俳優では1度引退して2度ジェームズボンド役に復帰している。これは2016年現在ショーン・コネリーのみである。
1987年には『アンタッチャブル』でアカデミー助演男優賞を受賞。
1998年にブロードウェイで『'Art'』を製作し、トニー賞 演劇作品賞を受賞。
2000年にイギリスのエリザベス2世女王からナイトの称号を与えられた。
2006年にアメリカ映画協会(AFI:American Film Institute)の生涯功労賞を受賞したのを機に、俳優業引退を宣言した。

コネリーは『ロード・オブ・ザ・リングシリーズ』のガンダルフ役のオファーを受けるも、スクリプトを理解できなかったため断った。同様の理由で『マトリックス』のアーキテクトも断っている。
2010年、『007 スカイフォール』で監督サム・メンデスは、当初キンケイド役にコネリーを考えていたが、実現はしなかった。

1962年に女優のダイアン・シレント(Diane Cilento)と結婚し、息子のジェイソン・コネリー(後に俳優となる)をもうけるが、1973年に離婚。1975年にはフランス人アーティストのMicheline Roquebruneと再婚している。
晩年は認知症を患っており、苦しんでいたことが妻によって語られている。コネリーは2020年10月30日深夜から31日早朝にかけて滞在先の自宅で没した。死亡診断書によれば、肺炎、老衰、そして心房細動による呼吸不全で死亡したとされており、死亡日時は10月31日午前1時半となっている。

主な出演作品
1957
地獄特急/Hell Drivers
虎の行動/Action of the Tiger
1959
四つの願い/Darby O'Gill and the Little People
ターザンの決斗/Tarzan's Greatest Adventure
1961
ダイナミック作戦/On the Fiddle
殴り込み愚連隊/The Frightend City
1962
史上最大の作戦/The Longest Day

007 ドクター・ノオ/Dr. No ジェームズ・ボンド役 『007は殺しの番号』改題 


1963
007 ロシアより愛をこめて/From Russia with Love 『007 / 危機一発』改題 

1964
マーニー/Marnie
わらの女/Woman of Straw
007 ゴールドフィンガー/Goldfinger
1965
丘/The Hill
007 サンダーボール作戦/Thunderball
1966
素晴らしき男/A Fine Madness
1967
007は二度死ぬ/You Only Live Twice
1968
シャラコ/Shalako
1969
SOS北極... 赤いテント/La tenda rossa DVDでは『SOS北極 レッドテント』と表記
1970
男の闘い/The Molly Maguires
1971
007 ダイヤモンドは永遠に/Diamonds Are Forever
ショーン・コネリー/盗聴作戦/The Anderson Tapes
1972
怒りの刑事/The Offence
1974
未来惑星ザルドス/Zardoz
オリエント急行殺人事件/Murder on the Orient Express
1975
オスロ国際空港/ダブル・ハイジャック/Ransom
風とライオン/Wind and the Lion
王になろうとした男/The Man Who Would Be King
1976
ロビンとマリアン/Robin and Marian
いとしき暗殺者/The Next Man
1977
遠すぎた橋/A Bridge Too Far
1979
大列車強盗/The Great Train Robbery
メテオ/Meteor
さらばキューバ/Cuba
1981
アウトランド/Outland
バンデットQ/Time Bandits
1982
氷壁の女/Five Days One Summer
シークレット・レンズ/Wrong Is Right
1983
ネバーセイ・ネバーアゲイン/Never Say Never Again ジェームズ・ボンド役 

1984
勇者の剣/Sword of the Valiant
1986
ハイランダー 悪魔の戦士/Highlander
薔薇の名前/Der Name der Rose
1987
アンタッチャブル/The Untouchables ジム・マローン役 アカデミー助演男優賞 受賞

ゴールデングローブ賞 助演男優賞 受賞 


1988
プレシディオの男たち/The Presidio
1989
インディ・ジョーンズ/最後の聖戦/Indiana Jones and the Last Crusade
ファミリービジネス/Family Business
1990
レッド・オクトーバーを追え!/The Hunt for Red October マルコ・ラミウス艦長役 

ロシア・ハウス/The Russia House
ハイランダー2 甦る戦士/Highlander II: The Quickening
1991
ロビン・フッド/Robin Hood: Prince of Thieves
ザ・スタンド/Medicine Man 出演兼製作総指揮
1993
ライジング・サン/Rising Sun 出演兼製作総指揮
1994
グッドマン・イン・アフリカ/A Goodman in Africa
理由/Just Cause
トゥルーナイト/First Knight
1996
ドラゴンハート/Dragonheart 声の出演

ザ・ロック/The Rock ジョン・パトリック・メイソン役 兼製作総指揮 


1998
アベンジャーズ/The Avengers
マイ・ハート、マイ・ラブ/Playing by Heart
1999
エントラップメント/Entrapment 出演兼製作
2000
小説家を見つけたら/Finding Forrester 出演兼製作
2003
リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い/The League of Extraordinary Gentlemen 出演兼製作総指揮
2005

ビリー・ザ・ヴェット/Sir Billi The Vet 声の出演 





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