Mission: Impossible
【トム・クルーズ】
Tom Cruise
Thomas Cruise Mapother IV
生年月日:1962年7月3日
出生地:アメリカ合衆国 ニューヨーク州シラキュース
国籍:アメリカ合衆国
身長:172cm
職業:俳優・プロデューサー
活動期間:1981年 -
曾祖父のトーマス・クルーズ・メイポーザーはウェールズからの移民である。その他アイルランド・イングランド・ドイツなどの血を引く両親の間に、ニューヨーク州シラキュース市で生まれた。12歳のときに両親が離婚したため、経済的に苦しい生活を送った。学生時代は主にレスリングに熱中するが挫折し、その後演劇に関心を持つようになっる。
1989年
青春映画の端役を演じた後、『卒業白書』の瑞々しい演技で注目され、若手スター候補生のひとりに数えられる。1986年『トップガン』の世界的大ヒットでトップスターの仲間入りを果たした。以降、次々ヒット作に出演し、アクション大作からヒューマンドラマ、社会派作品から作家性の強いアート系作品と、出演作は幅広い。
『7月4日に生まれて』(1989年)と、『ザ・エージェント』(1996年)でアカデミー賞主演男優賞に、『マグノリア』 (1999) では助演男優賞にノミネートされ、名実ともに一流俳優として、不動の地位を手に入れた。1992年、長年のビジネスパートナー、ポーラ・ワグナーとともにパラマウント映画内に「クルーズ/ワグナー・プロダクションズ」を設立し、1996年の映画『ミッション:インポッシブル』で初めて映画プロデューサー業に進出。
2006年8月、婚約者をめぐる様々なメディアの報道に対して、パラマウント映画は一方的に14年間に及ぶ契約を打ち切る発表をした。同月トム・クルーズの持つ映画製作会社「クルーズ・ワグナー・プロダクションズ」(『ミッション:インポッシブル』シリーズ』の権利を持っている)に、NFLのワシントン・レッドスキンズのオーナーであるダニエル・スナイダーらの投資グループが資金を拠出することになった。同年11月、ユナイテッド・アーティスツを再興する形でトム・クルーズとポーラ・ワグナーが映画制作を行う事をメトロ・ゴールドウィン・メイヤーが発表した。またこれは、トム・クルーズのように、漠然と出演費が増え続ける俳優に対するハリウッドの転換期とも言われている。
幼い頃から学習障害(LD、失読症(Dyslexia:ディスレクシア、具体的にはbとdが区別できなかった)つまり書かれた文字を読む上での障害)を持ち、自身、障害者にかかわる映画(『レインマン』)や、この障害の理解を推奨するための映画(『デイズ・オブ・サンダー』)も製作主演している。また、新宗教であるサイエントロジーの活動(「勉強の技術」の実践)によりこの学習障害を克服したと語っている。
2011年8月、米経済誌『フォーブス』が2010年の5月から2011年5月1日までに「最も稼いだ俳優」のランキングを発表し、2200万ドルを稼いで9位にランクインし、2012年7月には2011年5月から2012年5月までの同ランキングで7500万ドルを記録し、圧倒的数値で1位に立った。
派手なアクションのある映画でも、トム・クルーズ原則としてスタントマンを使わず、自らスタントを行うことにこだわりを持っていることで知られる。そのため車やバイクの運転技術はセミプロ級の腕前に達している。
映画ではトップガン、ミッション:インポッシブルシリーズなどで華麗な運転を見せており、彼のトレードマークになっているといえる。
受賞
カンヌ国際映画祭
パルム・ドール・ドヌール
2022年 長年の功績に対して。
親日家としてもよく知られており、2022年5月時点で24回目の来日をしている。2023年7月に25回目の来日が発表されていたが、映画俳優 組合のストライキのため中止となった。他の俳優と比べても、特に来日回数が多い。
日本ではパラマウントジャパンによりミッション:インポッシブル3のDVD発売を記念して10月6日が「トムの日」と制定されている。
《主な出演作品》
1981 エンドレス・ラブ/Endless Love
タップス/Taps
1983 爆笑!?恋のABC体験/Losin' It 日本劇場未公開
アウトサイダー/The Outsiders
卒業白書/Risky Business ゴールデングローブ賞 主演男優賞ノミネート
トム・クルーズ:栄光の彼方に/All the Right Moves 日本劇場未公開
1985 レジェンド:光と闇の伝説/Legend
1986 トップガン/Top Gun
1988 カクテル/Cocktail
レインマン/Rain Man
1989 7月4日に生まれて/Born on the Fourth of July ゴールデングローブ賞 主演男優賞受賞
アカデミー主演男優賞ノミネート
1990 デイズ・オブ・サンダー/Days of Thunder
1992 遥かなる大地へ/Far and Away
ア・フュー・グッドメン/A Few Good Men
1993 ザ・ファーム 法律事務所/The Firm
1994 インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア/Interview With The Vampire:The Vampire Chronicles
1996 ミッション:インポッシブル/Mission: Impossible 出演兼製作
アカデミー主演男優賞ノミネート
1999 アイズ ワイド シャット/Eyes Wide Shut
マグノリア/Magnolia ゴールデングローブ賞 助演男優賞受賞
アカデミー助演男優賞ノミネート
2000 M:I-2/Mission: Impossible II 出演兼製作
2002 オースティン・パワーズ ゴールドメンバー/Austin Powers in Goldmember 映画版オースティン カメオ出演
マイノリティ・リポート/Minority Report
2003 ラストサムライ/The Last Samurai 出演兼製作 ゴールデングローブ賞 主演男優賞ノミネート
2004 コラテラル/Collateral
2006 M:I:III/M:I-3 出演兼製作
2008 トロピック・サンダー/史上最低の作戦/Tropic Thunder ゴールデングローブ賞 助演男優賞ノミネート
ワルキューレ/Valkyrie 出演兼製作
2010 ナイト&デイ/Knight and Day2011 ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル/Mission: Impossible ・ Ghost Protocol 出演兼製作
アウトロー/Jack Reacher 出演兼製作
2013 オブリビオン/Oblivion2014 オール・ユー・ニード・イズ・キル/Edge of Tomorrow
2016 ジャック・リーチャー NEVER GO BACK/Jack Reacher: Never Go Back 出演兼製作
バリー・シール/アメリカをはめた男/American Made
2018 ミッション:インポッシブル/フォールアウト/Misson:Imposible - Fallout 出演兼製作
2022 トップガン: マーヴェリック/Top Gun: Maverick 出演兼製作
2023 ミッション:インポッシブル/デットレコニング PART ONE /Mission: Impossible:Dead Reckoning Part One 出演兼製作
2025 Untitled eighth Mission: Impossible films 製作中、 出演兼製作
《プロデュース作品》
出演せずプロデュースのみを担当した作品。すべてクルーズ/ワグナー・プロダクションズ制作。
1998 ラスト・リミッツ 栄光なきアスリート/Without Limits 製作
2001 アザーズ/The Others 製作総指揮
2002 NARC ナーク/Narc 製作総指揮
Hitting It Hard/製作
2003 ニュースの天才/Shattered Glass 製作総指揮
2004 サスペクト・ゼロ/Suspect Zero 製作(クレジットなし)
2005 エリザベスタウン/Elizabethtown 製作
2006 Ask the Dust/製作
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